カス取り・アプリケーションシートの貼り方
【カッティングシート製作】
「カス取りオプション」をご利用されない場合
以下の手順で「カス取り」と「アプリケーションシート貼り」をお客様にて作業いただく必要がございます。(当社で作業を行う場合は有料で承ります。)
カッティングシートの不要な部分を取り除く作業を「カス取り」と呼んでいます。
カス取り作業の後はアプリケーションシートを掛けてレイアウト崩れを防止します。
事前準備
○ 以下の道具を準備しておくと作業に便利です
- ピンセット
- カッターナイフ(クラフトナイフ)
- はさみ
- スキージー
なるべく平坦な場所で作業することをおすすめします。またカッター板などがあると作業しやすくなります。
カッティングシートの
カス取り方法とポイント
カッティングシートは文字・デザインに沿って切れ目のみ入った状態です。剥離紙より不要な部分を剥がしていきます。
文字やデザインが細かい部分は、ピンセットを使って剥がしていくとキレイに仕上がります。
カス取り作業
範囲の大きい部分を剥がす
ピンセットを使って端よりゆっくりと剥がしてください。面積の大きい部分よりカス取りを進めると作業しやすくなります。
(先に細かい部分を抜いてしまうと、必要な部分の接着面が小さくなり不要なカス部分を剥がす際に一緒に剥がれてしまうことがあります)
カス取りのポイント
勢いよく剥がすと、切り目・細かいつなぎ目が裂ける可能性もあるので、ゆっくりと作業を進めてください。
カスの粘着が作業の支障となるのを防ぐため、面積の大きなカス部分を剥がした後は、適宜はさみでカットしながら作業を進めてください。
細かい部分を剥がす
文字の中抜き部分など細かい部分を剥がしていきます
細部のカス取り完了
周囲のシートを剥がす
デザイン部分の周囲には、四角形に切り込みが入っています。
不要な部分は全て剥がしてください。
カス取り完了
カス取り完了です。
アプリケーションシートの
貼り方とポイント
カス取りが完了したカッティングシート(切り文字部分)にアプリケーションシートを貼り合わせます。
アプリケーションシートを貼り合わせることで、カッティングシート施工の際の型くずれ(レイアウト崩れ)を防ぎます。
※アプリケーションシートはリタックシート・転写シートとも呼ばれます。弊社ではアプリケーションシートという呼称で統一させていただきます。
アプリケーションシート貼り合わせ作業
アプリケーションシートの貼り合わせ
弊社から送付いたしましたアプリケーションシートを使用してください。
スキージーで空気を抜きながら、少しずつ貼り合わせます。
1. アプリケーションシートの一辺をはがす
2. アプリケーションシートの粘着面を貼り合わせる
3. スキージーで圧着
ポイント
アプリケーションシートの剥離紙は一度に全て剥がさずに、少しずつ貼り合わせると大きな気泡が入りません。
気泡を抜きます
貼り合わせたシートをスキージーを使いしっかり圧着します。気泡を追い出すように、スキージーは、内側から外側に向けて動かすのがポイントです。
ポイント
アプリケーションシートとカッティングシート(切り文字部分)の間は、できるだけ空気を抜いてください。大きな気泡があると、施工の際に、アプリケーションシート側に切り文字が残ってしまうおそれがあります。
完成
カッティングシート(切り文字部分)がしっかりアプリケーションシートに圧着されているか確認してください。細かな文字・点や線など特に注意してご確認ください。
カッティングシート(切り文字)側の台紙は、使用時までは剥がさないでください。
カッティングシートの施工方法(貼り方・剥がし方)は以下のページでご紹介しております。