ポリプロピレン(PP)
ポリプロピレン(PP)とは
ポリプロピレン(PP)は、少し白濁した半透明の素材です。裏面からカラーインキと白インキで印刷をします。
表面は強い光沢、裏面はマットな仕上がりになります。
透明部分を活かしたデザインの印刷物を作成することができます。
- 写真では用紙の色を完全に再現できません。
確実な質感や色味をご確認いただくためには、サンプル請求より無料の用紙サンプルをご請求ください。
ポリプロピレン(PP)の特徴・仕上がり
用紙の特徴
[カラー] ナチュラル(半透明)※少し白濁した透明です
[表面] 強い光沢があり、手触りはつるつるとしています。
[裏面] マットな質感で、手触りはさらさらとしています。白インキがのっている箇所はざらっとしています。
(用紙に関する注意点)
仕上がり品質について
オフセット印刷
★★★★★
高精細できめ細かく、写真や色などの再現性に優れています。
オフセット印刷とは
オンデマンド印刷
★★★★
一般的な商業印刷レベルのキレイな仕上がりを実現します。
オンデマンド印刷とは
破れにくく、水に強い
紙と比べると、圧倒的に破れにくく強度があります。
水滴やしぶきなどの水に強い素材です。裏面から印刷するため、表面に水滴がついても滲むことはありません。
オフセット印刷なら印刷面(裏面)も水に強く、さっと水気を拭き取ることができます。
(用紙に関する注意点)
環境に配慮したインキを使用(オフセット印刷)
電力消費量を大幅に減らすことのできる省エネ型UV印刷機で生産しています。
インキ面から人体や自然環境に有害となるVOC(揮発性有機化合物)を発生せず、製造工程においてもVOC含有量1%未満を基準とするNon-VOCインキです。
ポリプロピレン(PP)の注意点
ポリプロピレン(PP)のオンデマンド印刷商品の品質について
- 色落ち、インキ剥がれが発生する場合があります。特に、印刷面を先の尖ったもので強くこすったり、長時間水にぬれた状態で放置しておくとインキが剥がれやすくなります。
- 素材の性質上、製造工程における熱により0.5mmから最大1mm程度伸縮する可能性があります。正確な長さや幅が求められるデザインでの印刷には適していません。
- 印刷機の特性上、印刷面のムラ等が発生しやすくなります。そのため、写真やベタ色などの印刷には向いておりません。
写真やベタ色の美しい仕上がりをご希望の場合は、オフセット印刷をご利用ください。
ポリプロピレン(PP)のおすすめ用途
- 印刷をしない部分は半透明となります。透明感を活かしたデザインの印刷物を作成できます。
- 紙よりも破れにくく耐久性が高いため、POPの作成におすすめです。
- 水滴がかかるような場所で使用する印刷物。
- 卓上POP
- スイングPOP
- ポスター
- POP
- しおり
- 商品タグ
連量と対応商品
紙厚/1枚 | 重量/500枚 | 用途 | 厚みのイメージ |
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約0.200mm | 約1.3kg(はがきサイズ) | 郵便はがきと同程度~若干厚めの印象です。DM(ダイレクトメール)や、パール調の光沢があり、名刺や招待状などに使用されます。 ポリプロピレン(PP)のおすすめ用途 |
名刺・カード・ショップカード・メンバーズカード・はがき・ポストカードなど |
厚さのイメージは目安としてお考えください。用紙の種類、加工等によって弊社取り扱い用紙との相違が生じる点をご了解ください。実際の用紙の厚み・質感等は、資料請求して頂き用紙サンプルにてお確かめください。
対象商品
印刷用語:kg【キログラム】
印刷業界では原紙1000枚を1連といい、その1連の重さを表す量を“連量”と呼びます。原紙が厚くなれば一連の重さも重くなるため、連量はその紙の厚みを測る目安として利用されています。弊社ホームページで目にされる“kg”はこの連量の単位となっております。
連量は、主に“菊判(636×939mm)”と“四六判(788mm×1091mm)”という原紙サイズ別の表記がございますが、弊社では四六判での表記に統一しております。(連量は斤量とも呼ばれます。)