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カッティングシートの貼り方・剥がし方

カッティングシートは、初心者の方でも簡単に貼付けることができます。このページでは、窓ガラスへのカッティングシートの貼り方、剥がし方をご紹介します。

カッティングシートの貼り方、剥がし方

カッティングシートの貼り方

ここでは、水を使った「水貼り」をご紹介します。

水貼りの特徴

水分がカッティングシートと貼付面の間に入ることで、すぐに接着せず位置合わせの修正が簡単にできます。また、カッティングシートと貼付面の間に入り込んでしまった気泡・水泡を、シートの外へ逃がしやすくできる点もメリットです。
ショーウィンドウや車のフロントガラス・ボディなど、サイズや面積の大きなシートを貼る場合は、水貼りをおすすめします。

ただし、水貼りでカッティングシートを施工する場合、水分が乾燥するまでノリが付着しないため乾燥させる時間が必要となります。また、水をかけることができない対象物には、カッティングシートの水貼り施工はできません。

準備するもの

カッティングシートの水貼りで用意する道具は、以下のとおりです。

  • 霧吹き(水)
  • スキージー
  • へら
  • タオル

事前準備

※「カス取りオプション(有料)」をご利用されない場合のみ

「カス取り」と「アプリケーションシート貼り」を行う

「カス取りオプション」をご利用されない場合は、「カス取り」と「アプリケーションシート貼り」をお客様にて作業いただく必要がございます。(当社で作業を行う場合は有料で承ります。)
以下のリンクをご参考のうえ、「カス取り」と「アプリケーションシート貼り」を行ってください。

窓ガラスを掃除する

汚れをタオルなどでキレイに取り除きます。小さなゴミやホコリでも気泡の原因となりますので、丁寧に行ってください。特にショーウィンドウや車体などにカッティングシートを貼る場合は、泥や油汚れをしっかり拭き取ることが大切です。

ガラスを掃除する

貼付ける位置をマーキングする

カッティングシートを貼付ける正確な位置を決めておきます。定規で平行線を計り、マスキングテープなどで位置を記しておくと便利です。

位置を決める

アプリケーションシートとカッティングシートを圧着

アプリケーションシートの上から、カッティングシートをスキージなどでこすりカッティングシートとアプリケーションシートをしっかりと圧着させます。しっかり付着しないまま台紙(裏紙)を剥がしてしまうと、台紙から離れずにカッティングシートが切れてしまうことがあるので注意してください。

カッティングシートとアプリケーションシートをしっかりと圧着

カッティングシートを途中まで剥がす

アプリケーションシートの上から、カッティングシートをスキージなどで圧着後、途中までアプリケーションシートごとカッティングシートを台紙からゆっくり丁寧に剥がします。台紙にカッティングシートが残ってしまう場合は、もう一度スキージなどで圧着してください。

カッティングシートとアプリケーションシートをしっかりと圧着

水の吹き付け・カッティングシート貼付け

ガラス面にまんべんなくスプレーで水を吹き付けます。台紙を剥がしたカッティングシートも粘着部分を霧吹きで濡らしておきます。
カッティングシートを滑らせるようにガラス面に置き位置を調整します。吹き付けた水によって、この時に位置の修正をすることができます。

水を吹き付けカッティングシートを貼る

ポイント

  • 水に少量の中性洗剤を混ぜておくと貼りやすくなります。
  • 水スプレーを使えない対象の場合は、そのまま貼付けて頂いても大丈夫です。ただし、一度貼付けてしまうと位置の調整ができません。また、面積の大きなカッティングシートはしわや気泡が発生しやすくなりますのでご注意ください。

スキージでカッティングシートを圧着

位置の調整が終わったら、アプリケーションシートの上からスキージで、カッティングシートを圧着させます。

カッティングシートの中心から外へ向かうように水と気泡を押し出していきます。水や気泡が残らないよう、細かい部分もスキージーやへらを使ってしっかりと圧着させます。

スキージで圧着

アプリケーションシートを剥がし、完成

しっかり付着させたらアプリケーションシートをゆっくりと剥がしていきます。このとき、カッティングシートが一緒に剥がれてしまう場合は、再度アプリケーションシートの上からスキージで圧着してください。カッティングシートが完全に貼付面に貼り付いていない状態で剥がすと、シートが切れたりしわになる場合があるので注意してください。

アプリケーションシートを剥がし終えたら、余分な水を拭き取ります。
ゴシゴシとこすらずカッティングシートと対象物に付着した水を、タオルなどで叩くようにして拭き取ってください。

水抜き作業が終わったら、少し乾燥させ、再度アプリケーションシートの上からカッティングシートの表面をこすりシートを対象物にしっかり付着させます。この時力を入れすぎると、貼付位置のズレが生じる場合があるので注意してください。

アプリケーションシートを剥がす

カッティングシートの剥がし方

カッティングシートの端を少し剥がし、そこにドライヤーの熱を加え、糊を溶かしながら剥がしていきます。
カッティングシートを除去した後、糊が残っている場合は、シール剥がしスプレーなどを使って落とします。

※シール剥がしスプレーを使用する際には、事前に目立たない部分でテストを行ってください。

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