
ポストカード作り方完全ガイド!
写真・イラスト入りを手作りするコツ
ポストカードの作成方法は3つ
ポストカードの作成方法は、大きく分けて「自作」「印刷のみ外注」「フルオーダー」の3つです。それぞれの方法に特徴があり、目的や予算、使用するアイテムに応じて選べます。どの作り方にもメリットがあるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
自作する
ポストカードを自作する方法は、費用を抑えたい方や、個性を最大限に表現したい方におすすめです。
必要なアイテムは、はがきサイズの用紙、プリンター、デザインソフト(PC)、または手描きで作成する場合は色鉛筆や絵の具などです。写真やイラストを配置し、メッセージを加えることで、世界に一つだけのオリジナルポストカードが完成します。
自作する最大のメリットは、好きなタイミングで1枚からでも作れる点です。年賀状やバースデーカード、旅行の思い出など、個人的な用途に最適で、活用事例も幅広く存在します。ただし、印刷品質や手間を考えると、大量に作成する場合にはあまり向いていません。

印刷のみ外注する
自分でデザインしたポストカードの印刷だけを専門業者に依頼する方法です。デザインソフトで作成したデータを入稿すれば、プロの品質で印刷してもらえます。自宅に高性能なプリンターがない場合や、大量に高品質なポストカードが必要な場合に非常に便利です。
紙の種類や加工方法も豊富に選べるため、よりプロフェッショナルな仕上がりを期待できます。費用は自作よりかかりますが、フルオーダーよりも手軽に利用できるのがメリットです。ネット印刷通販(オンライン印刷サービス)を利用すれば、手軽に注文できます。

フルオーダーで作る
ポストカードのデザインから印刷、さらにはアイテムの選定まで、すべてを専門業者に任せる方法です。企業やイベント告知など、プロフェッショナルな品質とデザインが求められる場合に適しています。
専門知識を持ったデザイナーが、コンセプトに合わせた最適なパターンを提案してくれるため、デザイン力に自信がない方でも安心して依頼できます。費用は最も高くなりますが、その分、期待以上のクオリティと手間のかからない点が大きなメリットです。ブランディングを意識した活用事例として、企業のキャンペーンなどに最適です。

初心者でも簡単!手作りポストカードの作り方
手作りポストカードは、デザイン作成 → 自宅で印刷 → 仕上げの3ステップで簡単に完成! 世界に一つだけのオリジナルポストカードで、大切な人に想いを届けましょう。
①デザインを作成する(写真・イラスト)
ご自宅で手軽に作るポストカードのデザインは、伝えたい想いや用途に合わせて自由に決めましょう。
デザインの主役には、お気に入りの写真や、ご自身で描いたイラストを使ってみましょう。写真を使う際は、スマホで撮った写真でも構いませんが、印刷した時にぼやけないよう、できるだけ解像度の高い(データサイズが大きい)ものを選ぶのがおすすめです。
デザインツールは、無料で使えるCanvaなどが初心者には特におすすめです。豊富なテンプレートが用意されているので、写真や文字を入れ替えるだけで、プロのようなおしゃれなデザインがすぐに完成します。
デザインに使う素材(写真やイラスト、フォントなど)が、インターネット上からダウンロードしたものの場合、著作権には十分注意しましょう。個人的に楽しむ分には問題ありませんが、もし販売したり、SNSで広く公開したりする場合は、商用利用が許可されている素材を選ぶようにしてくださいね。

②自宅のプリンターで印刷する
デザインが完成したら、ご自宅のインクジェットプリンターで印刷してみましょう。
印刷の仕上がりを左右するのが、ポストカード用紙の選び方です。写真がきれいに見える光沢紙や、ナチュラルな雰囲気のマット紙、味のある和紙風の用紙など、デザインの雰囲気に合わせて選んでみてください。ご自宅のプリンターがハガキの厚さに対応しているか、念のため確認しておきましょう。
印刷設定のコツは、とにかく**「きれいに」設定すること**!
- 用紙の種類:購入したハガキの種類(例:「インクジェットハガキ」「写真用紙」など)に合わせます。
- 印刷品質:「きれい」「高精細」など、一番高い設定を選びましょう。このひと手間で、発色や細部の再現度が格段に上がります。
- 印刷前に:必ず一枚、試し刷りをして、色味が思った通りか、文字が切れていないかを確認してから本番印刷に進むと安心です。
③きれいに仕上げるコツ
最後に、手作りポストカードの完成度をグッと上げる仕上げのコツを紹介します。
デザインをフチいっぱいまで使いたい場合は、プリンターの印刷設定で「フチなし印刷」を選びましょう。
設定がない場合は、フチありで印刷してからフチをきれいにカットします。定規とカッター、カッターマットを使って、まっすぐ丁寧に切り落とすだけで、仕上がりがプロっぽくなりますよ。
宛名書きは、手作りポストカードの最後の楽しみです。
- 温かみを出すなら:手書きで、心を込めて丁寧に書きましょう。
- 統一感を出すなら:パソコンで宛名面もデザイン・印刷しましょう。
どちらの場合も、住所や宛名に間違いがないか、投函前に必ず確認してくださいね。

ポストカードをプロに印刷を依頼するときのポイント
プロに印刷を依頼する際は、品質と納期、コストを総合的に検討することが重要です。事前の準備と業者選定が成功の鍵となります。
印刷会社の選定基準と見積もり比較
印刷会社選定では、複数の要素を総合的に評価することが重要です。
まず、過去の実績と評判を確認し、ポストカード印刷の経験豊富な会社を選択します。価格だけでなく、品質、納期、サービス内容を比較検討します。
見積もりを取得する際は、同じ条件で複数社に依頼し、詳細な内訳を確認します。料金体系を理解し、追加費用の有無も確認します。
カスタマーサポートの対応も重要で、相談しやすい会社を選びます。用紙サンプルや印刷見本を提供してくれる会社は信頼性が高いといえます。契約前に利用規約や保証内容も確認し、トラブル回避に努めます。

データ入稿時の注意点とチェックポイント
データ入稿時は、印刷会社の指定する形式と解像度に合わせることが必須です。
一般的にはPDF形式で、解像度は300dpi以上が推奨されます。カラーモードはCMYKに設定し、フォントはアウトライン化またはPDF埋め込みを行います。トンボ(トリムマーク)と塗り足しを適切に設定し、仕上がりサイズを正確に指定します。画像は高解像度で、文字は読みやすいサイズに設定します。
入稿前には必ずプリントアウトして全体をチェックし、誤字脱字や配置ミスがないか確認します。カラープロファイルも統一し、色の再現性を確保します。データ容量も確認し、必要に応じて圧縮します。
ポストカードのおすすめに関するよくある質問
ポストカードについて、よくある質問とその回答をまとめました。種類やアイテム、活用事例など、ポストカードに関する疑問を解決し、作成のヒントにしてください。
ポストカードの標準サイズは何センチですか?
ポストカードの標準サイズは100mm×148mm(ハガキサイズ)です。これは郵便はがきと同じサイズで、日本では最も一般的です。海外では異なるサイズも使用されており、A6サイズ(105mm×148mm)や4×6インチ(101.6mm×152.4mm)も一般的です。用途に応じて、より大きなサイズや小さなサイズを選択することも可能です。郵送する場合は、郵便規格に合わせることが重要です。

参考:ポストカード・はがきを自作するときの郵送ルール・注意点
ポストカードはどんな紙を選べば良いですか?
ポストカードの用紙選択は用途によって決まります。一般的には0.2mm~0.3mm程度の厚手用紙が適しています。(郵便ハガキの厚さは0.2mm~0.23mm程度です。)
写真やイラストを美しく表現したい場合は光沢紙やハーフマット紙(印刷会社で注文する場合はコート紙やマットコート紙)が適しています。文字中心の内容なら上質紙やマット紙が適しています。高級感を演出したい場合は、特殊紙や和紙なども選択肢になります。予算と仕上がりイメージのバランスを考慮して選定しましょう。

ポストカードを作成できる無料アプリは?
ポストカード作成には多くの無料アプリが利用できます。Canvaは豊富なテンプレートと直感的な操作が特徴で、初心者にも使いやすいツールです。Adobe Expressもプロレベルのデザインが可能です。GIMPやInkscapeは操作には慣れが必要ですが、高機能な無料ソフトです。これらのアプリを活用することで、コストを抑えながら質の高いポストカードデザインを作成できます。

ポストカード印刷ならWAVE
ポストカードの作成は、弊社にお任せください!
- 全部ウェブで完結できる
お見積書の作成から、ご注文、ご入稿はもちろん、請求書や納品書などの帳票発行も全てウェブで24時間対応しております。 - サイズが選べる
一般的なポストカードサイズ(148mm×100mm)はもちろん、通常はがき料金で郵送できるサイズ(最小140×90mm~最大154×107mm)も全て対応しています。もっと小さいサイズも、大きいサイズも作成いただけます。
また、型抜きカード印刷でハート型やキャラクター型のポストカードも作成できます。 - 印刷方式が選べる
一般的な商業印刷のレベルとはるかに超える美しい印刷「高精細オフセット印刷」と、特殊紙に対応した「オンデマンド印刷」がございます。 - 用紙が選べる
光沢のあるコート紙、光沢を抑えたマットコート紙を中心に、オンデマンド印刷なら特殊紙を豊富に取り揃えております。用紙は無料サンプル請求からお取り寄せいただけます。 - 加工が選べる
「宛名」、「連番」、「バリアブルテキスト」といった印字オプションをはじめとし、「スジ入れ加工」で往復ハガキも作成できますし、高級感や特別感を演出できる「箔押し加工」や「箔プリント加工」、「エンボス加工」、「クリアトナー加工」などもございます。そのほか「孔開け加工」「ミシン目加工」「表面加工(PP貼り)」「角丸加工」も対応しています。 - 最短当日出荷
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