こんにちは、小池です。
年末の話をするにはまだ早い?と思われるかもしれませんが、11月1日から年賀はがきの販売が始まります。
本日は販売が間近に迫った年賀状に関する「年賀状豆知識」をご紹介いたします。
投函時期やルールなど知ってるつもりで毎年忘れちゃう…
そんな方にオススメの年賀状豆知識です。
目次
「年賀状」はいつまでに届けばいい?
年賀状は、元旦(1月1日)から1月7日の「松の内」の間に届くように準備するのが一般的です。
※松の内の期間は地域によって異なることもあります。
松の内を明けてからは「寒中見舞い」とし、立春(2025年は2月3日)の前日までに届くようにします。
年賀状の投函時期はいつがいい?
毎年12月15日から全国の郵便局で「年賀特別郵便制度」がスタートします。
この制度は、12月15日~12月25日までに投函された年賀郵便は、翌年の元日(1月1日)に配達されるという特別な制度です。
郵便局の窓口や郵便ポストにも年賀状用の投函口が設置されます。確実に元旦に届けるには、この期間内に投函しましょう。
喪中の場合「喪中はがき」はいつまでに送付するべき?
喪中はがきは12月上旬までに届くように準備しましょう。
喪中はがきは家族や親戚に不幸があった場合に、1年間は喪に服し年賀状を控えることをお知らせする年賀欠礼の挨拶状です。
「しまった、年賀状投函しちゃった(ノ_< ;)」と受け取った方へ失礼のないよう、遅くとも年賀状の引き受け期間の始まる12月15日までには届けたいですね。
一般的には、2親等(配偶者、父母、祖父母、兄弟姉妹、配偶者の父母・祖父母)までが、喪に服する続柄の範囲となります。喪中はがきの内容は、誰がいつ亡くなったのか、故人との続柄をしっかり文面に入れます。
頭語・結語(「拝啓」「敬具」など)や近況報告などは書く必要はありません。「年賀」等のおめでたい表現も避けます。
12月に入ってから身内に不幸があった場合は、新年の松の内を過ぎてから寒中見舞いを送ったり、喪中はがきを年賀状の返信として使用します。
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年賀状の「賀詞」に関するルールとマナー
「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」「賀正」
年賀状によく使われる新年を祝う言葉[賀詞]にもルール・マナーがあります。
代表的な賀詞の意味と使いどころをご紹介します。
「謹賀新年」「恭賀新年」
「謹」は「謹んで」、「恭」は「恭しく」の意味で、「謹んで(恭しく)新年をお祝い申し上げます」という相手を立てた丁寧な表現となります。
特に目上の方への年賀状にはこの賀詞を使用するといいですね。
「あけましておめでとうございます」
年賀状の定番の挨拶文ですね。送付先の相手によらず使うことができます。
「初春のお慶びを申し上げます」等の表現にするとより丁寧な印象となります。
ただし「あけましておめでとうございます」と「謹賀新年」「恭賀新年」は意味が重複するので、併記は避けましょう。
「賀正」「迎春」「寿」
賀正は「新年を祝う」、迎春は「春(新年)を迎える」、寿は「祝い事・言葉で祝う」などシンプルな意味を持つ言葉です。
デザイン的な見栄えはいいのですが、相手に対する敬意や丁寧さに欠けるため、会社の上司など目上の方に送る年賀状には避けたい言葉です。
私製はがきで作る年賀状の注意点
「年賀」の表記をお忘れなく!
私製はがきを年賀状として使用する場合は、宛名面の目立つ部分(切手部分の下など)に必ず「年賀」と朱記してください。年賀表記がない場合一般郵便物として年内に配送されてしまいます。
また、「郵便はがき」・「POST CARD」の表記がないと手紙(第一種郵便物)の運賃扱いとなります。ご注意ください。
年賀状の準備は計画的に!
年賀状の作成枚数を把握するためにも、11月中には送付先のリストアップを済ませるのが理想的です。
12月の上旬には、喪中の方から喪中はがきが届くはずなので、喪中はがきを受け取ったら年賀状送付先のリストからは除外します。
(喪中はがきへの返信は一般的には不要とされていますが、親しい間柄、お世話になった方へは、寒中見舞いとして返信するのもいいかもしれません。)
12月の上旬~中旬までに年賀状の作成(印刷)を終え、宛名を書くだけという状態にできるといいですよね。
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この記事は2023年10月17日の記事を2024年10月10日に再編集しております。