文書の書き方

2015.10.30  

知って得するビジネスマナー -封筒の正しい住所の書き方-

知って得するビジネスマナー -封筒の正しい住所の書き方-

メールやSNSなどの情報伝達の多様化によって、手紙などの文書を送ることは少なくなりましたね。
しかしその反面、郵便物の重要度は増しています!文書を「封筒」で送る頻度は多く、実際プライベートでもビジネスでも広く使われています。そんな封筒ですが、知らないうちに失礼な書き方をしていることがあるかも・・・

今回は封筒への住所の書き方について、注意すべきポイントや横書きと縦書きの違いなどをご紹介いたします。

封筒の住所書きで注意すべきポイント

封筒を使うとき、まず宛名を横書きにするか縦書きにするかを決めます。プライベートの友人や知人であれば、横書きか縦書きかは自由に決めてOKです!

ただし日本国内に正式に送る場合は、主に縦書きで書くことが多いようです。なお、パソコンなどでラベルを作成する場合は、ほとんどが横書きで作成されています。

まずは、横書きにも縦書きにも共通する注意点6つをご紹介します。

  1. 住所は封筒の3分の1くらいのスペースに収める(縦書きは封筒の右側3分の1、横書きは封筒の上側3分の1に書く)
  2. 住所は宛名より小さめの文字で書く
  3. 番地は「-」で省略せずきちんと書く
  4. 段落を変えて建物名を書く
  5. 番地以降は行を変える(番地以降には建物名が入ることが多いが、そのほかの場合も改行した方がよい)
  6. 住所が1行に収まらない場合は改行してもよい

封筒の住所の書き方は番地・数字を含めて、キリの良いところで改行してください。2行目、3行目の書き出しは、1行目の書き出しより少し下がった場所から始まるようにするとバランスが良くなります。

横書きと縦書きの違い

次に、横書きと縦書きの違いについて解説します。

  • 横書き封筒で住所の数字は算用数字、縦書き封筒で住所の数字は漢数字を使う
  • 洋封筒を横書きで使う場合は、郵便番号の枠が右下になるように使う(枠がないものは住所の上に記入して構わない)

封筒の住所の書き方についての違いには、上記のような点が挙げられます。
しかし封筒の住所は縦書きが基本的な書き方です。そのため、縦書き用の封筒を横書きで使うことも少なくありません。

実際、日本の封筒は住所を縦書きするものとして作られています。そのため、横書きで住所を書くときには、どうしてもバランスが悪くなってしまうのです。横書きでバランスよく仕上げるために、以下のような手順も覚えておいてください。

  • 右上に切手を貼り、その下に郵便番号を書く
  • 封筒中央のやや左、切手下部に揃えて住所を書く
  • 段落を変えて建物名、部署名、部署名の下に担当者名(宛名)を書く

横書きが正式な封筒の住所の書き方ではないと言っても、企業で横書きの封筒が使われていることがあります。
そんな企業では、就活や転職活動の際に企業指定の横書き用封筒を利用することもあるでしょう。そのため、封筒の住所や宛名を横書きで書くことは珍しくありません。

もちろん、プライベートのカジュアルな手紙を送るときには、横書きで宛名を書く人も多いはずです。縦書きと横書きにおける封筒の住所の書き方における注意点と違いは、誰でも押さえておきたいポイントとなります。

枠なし封筒で郵便番号はどう書く?

封筒には、郵便番号の枠があるものとないものがあります。例えば大きな書類を送るときなど、郵便番号の枠がない封筒を使うことが多いですよね。
郵便番号の枠がある封筒であれば、枠内に郵便番号を書くことができますが、郵便番号枠がない場合、その書き方はどのようになるのでしょうか。

  • 縦書きの場合は、枠がある封筒と同様の位置に郵便番号を書く
  • 横書きの場合は、住所の上に郵便番号を書く

封筒の郵便番号の書き方は、枠があれば横書きの場合でも枠内に書いてかまいません。封筒の右下に郵便番号枠があるときは、郵便番号を縦書きと同じように記入します。先に、横書きの場合でのバランスの取り方を説明しましたが、切手の下に住所を書くと、郵便番号は切手の横くらいの位置に書くことになります。

横書きの際に枠内へ郵便番号を記入すると、住所や宛名の向きと郵便番号の向きが異なって見た目が変だと感じる方もいると思います。しかし、これは間違いではありません。

郵便番号の枠は、郵便を区分けするために設けられているものです。そのため、この枠内に記入することによって郵便は間違いなく届けられます。郵便の配達を早くするためにも、できるだけ枠内に郵便番号を書いた方がよいのです。

また、郵便番号の数字については、横書きでも縦書きでも算用数字で記入します。封筒が縦書きで住所を書くならば漢数字を使いますが、郵便番号は算用数字で書いてください。

まとめ

普封筒の住所の書き方について解説してきましたが、現代では手書きではなく、封筒あるいは住所ラベルを印刷することも増えています。横書きのラベルを作成することも多いので、印刷する場合は必ず印刷する前にイメージの確認を行ってください。

そして封筒印刷では、住所が間違っていないか読み返すことも大切です。会社などでは何枚もの封筒や住所ラベルを印刷することもありますので、しっかりと確認してください。

もちろん手書きの場合も、書き上げたあとにきちんとチェックしましょう。住所や宛名、そして役職などが間違っていると、相手の気分を悪くさせてしまいます。間違いがないかを確認してからポストに投函してくださいね。

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