デザインテクニック

2016.06.28  

内容は正確に!名刺に記載すべき情報とルール

内容は正確に!名刺に記載すべき情報とルール

名刺は自由にデザインすることができますが、それでも最低限掲載すべき情報があります。

特にビジネスシーンでは、名刺に基本情報をしっかり載せないと相手に不信感を与えたり、常識がないと思われたりする可能性があるので注意が必要です。また、連絡先が分からず、相手の手を煩わせることにもなりかねません。

今回は、名刺を作成する際に覚えておきたい最低限のルールをご紹介します。

名刺に載せるべき必要事項

まずは名刺に載せる情報です。名刺に必要な項目をひとつひとつ確認してみてください。

名刺に必要な項目

氏名

名刺の役割として個人の氏名は伝えるべき最も重要な項目です。

読みにくい苗字や名前にはふりがなをふっておくと安心です。電話等で呼び出してもらう際に間違も少なくなり、相手に対しても親切となります。

法人名/会社名

特にビジネスシーンでは相手に信頼感・安心感を与える重要な要素となります。株式会社や有限会社は、正式名称をきちんと記載します。

ロゴ

ロゴを入れておけば、ひと目で企業・会社が分かります。また、受け取った相手にとっては、名刺を会社別に仕分けやすくなります。

部署名

大きな会社で部署が分かれている場合には、部署名はもちろん、課まで細かく記載しておきましょう。

役職・肩書き

役職があれば、横書きの場合は氏名の左上、縦書きの場合は氏名の右上に表記します。特に取り引きの場で使う名刺の場合は、決定権の有無の判断材料になるため役職の記載は重要です。

住所

会社や事業所、店舗の所在地を示します。郵便物を送る際に名刺の住所を参照してもらえるよう、名刺には郵便番号や都道府県名まで省略せずきちんと記載しましょう。

電話番号

基本的には会社代表の電話番号を記載します。直接連絡のとれる会社用の個人の携帯電話番号があれば、合わせて記載しておきます。また、必要であれば内線番号も記載しておくと親切です。

営業時間や定休日

店舗名刺の場合は、営業時間や定休日も記載します。

ウェブサイトのURLとメールアドレス

会社のウェブサイトのURLメールアドレスを記載しておくと親切です。メールアドレスは、名刺の本人に届くものを載せます。

必要に応じて記載する項目

そのほか、会社によって、先に挙げた以外にも名刺の重要項目となるものがあります。

名刺入れに入るサイズで作成

  • ウェブサイトの二次元バーコード
    (特にネットショッピングサイトなどを運営している場合に有効です)
  • 会社のキャッチフレーズ
  • SNSアカウント
  • 過去の実績・経営理念
  • サービスの紹介
  • 顔写真・似顔絵

名刺の裏面を利用して、地図やサービス内容を記載するものも増えています。また、より多くの情報を載せられる2つ折り/3つ折りタイプの名刺も見かけますね。名刺といっても、大きな宣伝効果を生みだすことも期待できます。

ただし、何でも情報を詰め込めばよいというわけではありません。名刺の用途と使用するシーンに応じて必要事項を把握し、きちんと整理して記載することが大切です。

名刺作成の際のルール

次に、項目以外に確認しておきたい名刺のルールです。

読みづらい漢字にはふりがなを

名刺入れに入るサイズで作成会社名や氏名など読みにくい漢字や読み間違えられやすい漢字には、必ずふりがなをつけます。またアルファベット表記の店舗や会社名の場合もカタカナで読み方を添えると親切です。

受け取った相手が、読み方が分からず困惑しないよう配慮します。

フォントサイズは最低でも5.5pt以上

名刺入れに入るサイズで作成たくさんの情報を入れたいからといって、小さ過ぎる文字サイズは避けます。読みにくいだけでなく、印象もよくありません。

どんな場面での名刺交換にも対応できるよう、文字サイズは誰もが読みやすいように配慮することが重要です。

名刺入れに入るサイズで作成

名刺入れに入るサイズで作成通常、名刺の標準サイズは91ミリ×55ミリです。

また一般的な名刺入れのサイズも通常の名刺が収まるサイズであることがほとんどです。目立ちたいからといって基本サイズより大きくしてしまうと、名刺入れに入らず相手に迷惑をかけてしまうので気をつけましょう。

縦書きと横書きについて

名刺には縦書きと横書きがあり、それぞれに注意点や守っておきたい名刺のルールがあります。名刺制作のポイントとして覚えておきましょう。

横書き

インターネットの普及により、ウェブサイトのURLやメールアドレスが自然に読める横型の名刺が主流となっています。

また、郵便番号が7桁になったことも横書きの名刺が普及した理由のひとつといえます。

横書きの数字は英数字を使用し、英字と数字のフォントをそろえるのが基本です。上段に会社名、中段に氏名を記載します。下段に住所や電話番号、ウェブサイトのURL、メールアドレスをまとめて配置すると読みやすくなります。

横書き名刺のルール

縦書き

横書きの名刺が増えたとはいえ、縦書きの名刺もまだまだ健在です。日本語の縦書きの美しさを表現するには縦型の名刺が最適ですね。

ただし、電話番号や携帯電話番号は漢数字にする必要があり、メールアドレスといったアルファベットは横書きのほうが見やすくなります。

右上に会社名、中央に氏名、左下には住所や電話番号、メールアドレスを記載します。

縦書き名刺のルール

まとめ

名刺は、デザインや記載される内容は千差万別です。さまざまなアイデアや工夫次第で、相手に好印象を与える個性的な名刺を作成することもできます。

名刺のデザインは自由に作成できますが、ご紹介したように名刺にはいくつかのルールと最低限掲載すべき情報があります。重要なのは正確な情報を掲載することです。

名刺の形状も、一般的には名刺入れに入れやすい長方形がおすすめです。特にビジネスシーンでは、奇抜な形より一般的な名刺サイズのほうが相手に好印象を与えます。

今回ご紹介した内容は、どのような名刺でも共通する注意ポイントといえます。そのため、しっかりと確認し名刺作りに活かしてください。

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