文書の書き方

2016.04.01  

引越しが決まったら!引越しはがき・転居はがきの書き方

引越しが決まったら!引越しはがき・転居はがきの書き方

春は進学や就職、転勤などで引越しをする人の多い季節です。また、季節に関わらず、転職・異動などで今まで住んでいたところから新しい場所へ転居することもあります。引越しの際、友人や知人など周りの人たちへ忘れずに報告・挨拶をするようにしましょう。

今回は「引越しはがき」「転居はがき」の書き方についてご紹介していきます。

引越し・転居が決まったら

入学や就職、転勤などで引越しが決まったら、やらなければならないことが山積みです。

まずは引越し業者を決め、荷造りのための手配を行います。また、役所手続きもしなければなりません。そして引越しが迫ってきたら、忘れてはいけないのが近隣へのご挨拶です。引越し作業でお騒がせすることへの断わりと、これまでお世話になった感謝の気持ちを伝えましょう。

引越し後は、転居したことを知人・友人など周囲の人へ知らせることが大切です。
近年は引越しはがき・挨拶状を送らず、メールやSNSなどで簡単に報告を済ませる人も増えてきています。普段あまり連絡を取り合わない相手には、「引越しはがき」「転居はがき」を出し、引越しの報告をしましょう。引越しの報告をすることで、相手が知らずに引越し前の住居を訪ねたり、便りを寄せるなどのトラブルを避けることができます。

引越しはがきを出すタイミングについて

送るタイミング・時期

引越しはがきを出す時期は、引越してから1ヶ月以内が一般的です。しかし引越したばかりのころは、荷物の片付けなどやることがたくさんありますよね。そのため、引越しから3ヶ月以内であれば問題はありません
ただし仕事先の関係者やお世話になった目上の人などには、できるだけ早く出すように心がけましょう。

引越しはがきを書く

年賀状や寒中見舞い・暑中見舞い尚、引越し時期によっては、年賀状や寒中見舞い・暑中見舞い等の季節の挨拶状と兼用でも大丈夫です。この場合は郵便局で転居届を出しておき、転居前の自宅宛の郵便は転送してもらうようにしておきましょう。

引越してからは何かと忙しくなるため、引越しはがきを「先に出しておきたい」という場合もありますよね。引越しはがきは引越し前に送っても問題はありません。ただし、事前に送る場合は、あまり早い時期に送ることは避け、早くても1ヶ月前以降にしましょう。

引越しはがきは誰に送ればよいか

「引越しはがき」「転居はがき」は、出す相手にも配慮が必要です。親しい友人や知人なら、日常的にメールやSNSでやり取りをしていることもありますよね。そうした相手なら、会話の中で引越しや転居が決まったと伝えることが多いと思います。すでに引越しを知っている相手に対しては、わざわざ引越しはがきを出さなくても大丈夫です。引っ越すことだけでなく、引越し先の住所や電話番号も伝えておくとより親切ですね。

引越しはがきや挨拶状を必ず出す人とは

次に挙げる相手には、引越しはがきや挨拶状を必ず出しておきましょう。

  • 仕事関係の人
  • 日頃からお世話になっている目上の人
  • 毎年、年賀状をやり取りしている人

引越しはがきや挨拶状を必ず出す人

前述した相手以外にも、可能であれば広い範囲で引越しはがきを出すことをおすすめします。 自分ではそれほど重要に思っていない人であっても、何かの拍子に「あの人は引っ越したことを知らせてくれなかった」と言われることがあります。「引っ越しました」という1通のハガキを届けるだけで、相手は自分のことを気にかけてくれていると感じてくれるはずです。

引越しはがき・転居はがきの文例

それでは実際にどのような内容を書けばよいのか、文例をご紹介します。送る相手に応じて、適切な表現を心がけるように気をつけましょう。相手ごとに分けた3つの文例をご紹介します。

仕事関係、目上の人向け

「拝啓 皆様にはお元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
このたび下記の住所へ転居いたしましたのでお知らせ申し上げます。お近くにお越しの節にはぜひお立ち寄り下さいますようお待ち申し上げます。
まずはご挨拶かたがたお知らせまで 敬具」

親しい友人、知人向け

「このたび新しい住所に転居しました。
慣れないところでの生活ですが楽しい生活を送っています。
ぜひ遊びに来てくださいね」

その他の人、全般向けのスタンダードな文例

「このたび下記へ転居いたしました。
お近くにお越しの節はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
今後とも変わらぬお付き合いをいただけますようよろしくお願いいたします。」

引越しはがきは忙しい中で出さなくてはならないため、文例から適したものを選び、相手や状況に合わせてカスタマイズするとスムーズに出すことができますね。

まとめ

引越しが決まると急に忙しくなり、つい忘れがちになってしまう「引越しはがき」。しかし軽視して出さずにいると、相手からは音信不通と思われ心配されるかもしれません。そのためにも、忘れず早めに引越しはがきを出すようにしましょう。

大勢に送る場合には、印刷会社を活用するのも1つの方法です。あらかじめ送る相手をリストアップしておけば、実際の送付作業はスムーズになります。友人・知人・仕事関係などで分類しておくことで、相手に応じ文面を使い分けるのが簡単になりますね。

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