こんにちは。ブログ編集長の和田です。
すっかり暖かくなり、いよいよゴールデンウィークも迫ってきました。
さて、5月初旬頃からイベントや街頭で見かける機会が増えてくる「うちわ」。うちわは、いつから宣伝目的で使われるようになったんでしょうか?
…ということで、今回はうちわの歴史について調べてみました。
うちわの歴史
日本うちわは弥生、古墳時代から存在!
Wikipediaによると・・・
その昔、うちわは扇ぐ用途より「はらう」「かざす」という用途で儀式や占いなどに使われていました。
海外だと、古代中国の記録や古代エジプトの壁画にうちわを使用していた例をみることができるそうです。
日本では、弥生、古墳時代より出土する木製品から、うちわの具体的な形状や用途を知ることができるとか。
右図は奈良県明日香村の高松塚古墳の壁画「西壁女子群像(部分)」です。図の中の女性が持っているものがうちわにあたります。今のうちわより柄が長いのが特徴的ですね。
出典(画像):文部科学省ホームページ
室町時代に現在のカタチに
室町時代頃までは高貴な人が顔を隠すのに使ったり、貴族や僧など位の高い人が用いるものだったようです。
竹骨と紙を素材とする現在のかたちとなったのは室町時代末。戦国時代には武将が軍の指揮に使ったり(軍配うちわ)と現代とは異なる使い方もされていたようです。
涼むために使うようになったのは江戸時代
一般大衆に広まったのは江戸時代。仰いで涼む他、炊事やファッションの一部など日常生活の道具として用いられるようになりました。
明治時代から広告媒体として活用
現在のように広告媒体としての意義を備えていったは明治時代とのこと。
ちなみに、ポリうちわ(伝統的な竹に換わってポリピレン(プラスチック)を骨に使用したうちわ)が登場したのは昭和40年代だそうです。
おまけ:アイドルうちわの起源
アイドルうちわが登場したのは昭和30~40年代だそうです。
当時は人気の俳優・女優さんをプリントしたものなので、今のようにアイドルのコンサートで応援うちわに使うという用途は、もっと後世に出てきたものかと思われます。
まとめ
調べた結果、うちわが広告媒体として使われるようになったのは「明治時代」ということでした!
ちなみに、うちわは漢字で「団扇」と書きますが、この漢字は中国由来の熟語で、「団」は丸いという意味だそうです。
うちわ広告を成功させて、左団扇で暮らしたいなぁ!
左団扇(ひだりうちわ)とは・・・
左手でうちわを使用することから転じて、余裕のある楽な暮らしぶりを意味する語。安穏とした生活。 (weblio辞書より)
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この記事は2017年4月14日に公開したものを、2020年4月21日に更新しております。