Illustrator

2020.04.14  

トラブルを防ぐためのデータ作成 虎の巻-その3 画像はリンクか埋め込みか【Illustrator】

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トラブルを防ぐためのデータ作成 虎の巻-その3 画像はリンクか埋め込みか【Illustrator】

この記事は2010年9月17日に公開した「データ作成の留意点+(プラス)その3」を、2020年4月14日に再編集しております。

Adobeソフトを使って広告物や印刷データを作成したことがある方は、1度は考えたことあるのではないでしょうか?Illustratorに画像を配置する場合、リンク埋め込みどちらが良いのか。

データ上に画像を配置するには、リンクと埋め込み二つの方法があります。今回はそれぞれの配置方法とメリットとデメリットについて解説いたします。

画像配置「埋め込み」のメリット・デメリット

Illustratorファイルの中に画像ファイルが取り込まれた状態になります。

例えば、同じフォルダの中に画像データと印刷データを合わせて入れなくても、画像ファイルを埋め込みをすることで印刷データだけで画像ファイルがデータ内に表示されるようになります。

▼メリット

埋め込みにすると、データ上に画像ファイルが埋め込まれるので「リンク切れ」になる心配がありません。
プレビュー表示もきれいに表示されます。

▼デメリット

ファイルサイズが大きくなります。元データ画像をPhotoshopなどで編集加工した場合、一から配置し直さなければいけません。

画像配置「リンク」のメリット・デメリット

リンクという名の通り、画像ファイルの情報をIllustratorファイルにリンクさせデータ上でプレビューをしている状態です。

データ内に画像ファイルは埋め込まれていません。そのため画像ファイルの情報がない、同フォルダ内に画像ファイルが入っていない場合は、データ上ではプレビューが表示されません。

▼メリット

データ容量の軽いaiファイルになります。さらに、リンクしたファイル(Photoshop・PDF・EPS・TIFF・JPGなど)を修正すれば、修正した内容がすぐに反映されます。

▼デメリット

リンクしたファイルの名前を変更したり、aiファイルとのフォルダの位置関係を変更すると「リンク先の画像が見つかりません」とエラーになってしまいます。
画像形式によってはプレビューが粗く表示されることがあります。

入稿データ、ウエーブの推奨は「埋め込み」です

よくあるデータ不備に「リンク切れエラー」があります。これは、「リンク」で画像配置した際に起こり得る現象です。

一方で「埋め込み」はIllustratorの使用画像のデータをIllustratorのファイルそのものに含めてしまう機能で、「リンク」とは違ってIllustratorのデータ1つで入稿できてしまう優れものです。
画像を埋め込むとIllustratorファイルの容量が増えますが、リンク切れなどのトラブルを防ぐことができますし、Illustrator上でのプレビュー画像も詳細に表示されます。

このような理由から、ウエーブでは「埋め込み」を推奨しております。

作業段階と完成データで配置方法を使い分ける

それぞれの配置方法を解説いたしましたが、リンク切れのエラーがよくあるのであれば、全ての画像ファイルを埋め込んでしまえば良いではないか?と思いますよね。

しかし、容量の重いファイルや多数のファイルを埋め込むとデータの容量がぐっと増えてPCの動作スピードが遅くなってしまいます。作業効率が悪くなるのを防ぐため、「リンク」と「埋め込み」は使い分ける必要があります。

作業段階では「リンク」

作業段階では「リンク配置」がオススメです。ファイルも軽くなりますし、修正内容もすぐに反映してくれるので作業効率が圧倒的に上がります。

データ完成時には「埋め込み」

ファイルをやりとりする共同作業や入稿データ、完成データは、埋め込み配置の方がデータの不足がなく完全なファイルとして扱うことができます。

それぞれの特徴を活かした上で作業をすると効率的でトラブルの少ない安全なデータ作成ができますよ。
配置画像を「リンク」から「埋め込み」に変更する方法はデータ作成ガイドをご覧ください。

長くなってしまいましたが、今回もお客様のデータ作成の一助となれば幸いです。

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