販促/マーケティング

2017.08.18  

工夫次第で自作もできる!覚えておきたいPOP作成の方法

工夫次第で自作もできる!覚えておきたいPOP作成の方法

店頭やカウンター、テーブルに設置し伝えたい情報を効果的にPRする事ができるPOP。今回は、ポップデザインのコツやポイント、自作でポップを作成する方法など、詳しくご紹介します。

POPのデザイン

コンビニエンスストアやチェーンのレストランなどのPOPは、形状や掲載されている写真など凝ったものも多いですよね。

デザイン性にこだわる場合や制作数が多い場合には、専門のデザイン会社や印刷会社に依頼したほうが早くかつ経済的に作成できます。

しかし、商品に合わせて1点もののPOPを設置したい、店鋪独自のオリジナリティを出したいという場合は、自作の手作りポップに挑戦してみてはいかがでしょうか。

POP作りの際には、まず検討すべきは「どんな情報を掲載しどのようなデザインにするのか」です。

ひと口にデザインといっても、盛り込む情報やフォントの大きさ・カラーなど、決めることがたくさんあります。POPのデザインを決める際のポイントをご紹介します。

POPを掲示・設置する場所を決める

まずは、設置場所にあわせて、どのような形状・大きさのPOPにするかを決定します。商品棚に設置するなら、スイングPOPトップボードなどが考えられます。

POPの設置場所

テーブルやカウンターの上に設置するなら、卓上POPが最適です。

卓上POPにはいろいろな形状があります。例えばよく見かける形状は三角柱ではないでしょうか。省スペースながら、三面に情報が載せられるので便利です。

また、四角柱や三角すい、四角すい、山型、スタンドタイプなど、設置場所や載せたい情報量にあわせて形を選ぶとよいでしょう。

さて、POPの形状が決まったら、掲載する内容を検討していきます。

情報を絞り込む

ポップ作成では、まずアピールポイントをひとつに絞ることが大切です。伝えたい情報・PRしたいポイントはたくさんあっても、限られたスペースにあれこれ詰め込むのは避けましょう。

情報を絞り込む

商品名や価格など、アピールしたいポイントを書き出し、どの情報を最も目立たせるのかを検討します。

目立たせたいアピールポイント価格や割引率など、具体的な数字を使うのもオススメです。数値情報はひと目で認識しやすくインパクトがあります。「厳選した素材を使用」「当ショップ限定販売!」など、付加価値をつけるというアイデアもあります。

写真やイラストを利用

文字だけではなく写真やイラストを使えば、より伝わりやすいPOP作りができます。写真やイラストがあると見た目にインパクトが生まれ「実際に見てみたい」「食べてみたい」「触ってみたい」という気持ちが高まるでしょう。

擬音語の効果

また、擬音語を用いるのも効果的です。サクサク、アツアツ、ふわふわ、プリプリ、もこもこなど、音と文字のデザイン(見た目)を工夫して効果的に掲載すると、商品のイメージが伝わり購買意欲をかき立てることができます。

フォント

文字のフォントは、全体のイメージを決めるうえで大変重要です。ゴシックやPOP体、楷書、行書など、さまざまなフォントから商品のイメージにあうものを選びましょう。

また、文字は大きさも重要です。最も伝えたい部分を大きく強調することはもちろん、ほかの文字とのバランスも考慮してください。

三角柱の作り方 -手づくりしてみました!-

今回は、自作のポップの作り方ということで、実際に作成してみましたよ。卓上POPのなかでもポピュラーで手作りしやすい形の「三角柱タイプ」に挑戦です。三角柱の作り方を知っておけば、いざPOPが必要になった際に役に立つはずです。

三角柱POPとは

飲食店などのテーブル上で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。三角柱タイプのポップは三方向に情報が掲載できる点がポイント。三面連続したデザインでも、三面で異なる商品のPRも可能です。縦置き・横置きどちらでも使える点も三角柱POPのいいところです。

三角POP

作り方

1)サイズを決める

設置場所に合わせた仕上がりサイズを検討します。 サイズが決まれば、三つ折りすることを考慮して長方形の紙を準備します。強度を考えると、少し厚めの紙がよいでしょう。画用紙でも構いません。

[ポイント]
立体に仕上がる卓上POPは、のりしろ部分(または組み立てる時のジョイント部分)が必要になります。用紙のサイズはのりしろ部分を考慮して準備しましょう。

2)掲載する内容を決める

今回は、WAVEをPRするPOPを作ります。三角柱の各面に掲載する内容を検討します。手書きでざっくりとレイアウトを検討しましょう。文字の大きさ、掲載する写真も合わせて考えます。手書き、またはパソコンを使って、背景・文字・写真などを決めます。

レイアウトを決める

3)POPの作り込み

2で検討したレイアウトに沿って、実際に各素材を作り込んでいきます。アイチャッチとなる文字や写真は、目立つように工夫しましょう。(今回はIllustratorを使用しましたが、もちろん手書きでの作成でも方法は同様です。)

デザインを作り込む

[ポイント]
POPのカラーは、紹介する商品・内容にあわせて決めていきます。明るいカラーや落ち着いたカラーなど、雰囲気によって使い分けるとよいでしょう。手書きならクレヨンやフェルトペン、筆ペン、絵の具、色鉛筆など、使用する筆記用具でも雰囲気を大きく変えられます。

4)切り取り

完成したデザインをプリントアウト。プリンターで出力した用紙を、外周に沿ってカットします。

組み立て後、確認する

組み立て・完成!

三つ折りにしてのりしろ部分をしっかり貼り合わせればでき上がりです。実際に立ててみて、きちんと立つか、ぐらつきがないかをチェックします。

組み立て、完成

まとめ

卓上POPは、デザインや形状・設置場所次第で、非常に高い販促・宣伝効果が期待できるツールです。オリジナリティを出したい場合や、制作する量が少ない場合は手作りしてみるのも良いでしょう。自作したPOPの個性的なデザインは、多くの人の目に留まりやすくなるはずです。

作るのが難しい、またはよりきれいな仕上がりを求める場合は、デザインテンプレートを探したり、専門のデザイン会社・業者に依頼するのもひとつの方法です。用途に合わせて最適なPOPの作り方を選んでください。

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