販促/マーケティング

2017.05.26  

POPってどんな効果があるの?販促POPの役割とは

POPってどんな効果があるの?販促POPの役割とは

販売促進を目的として幅広く活用されているPOP。ショッピンモールやレストランなど、多くのお店が店頭にPOPを設置しています。

ここでは販促ツールとして役立つ、POPを使った販売促進の方法やその効果について解説していきます。

販促POPとは?

POPとは「Point of purchase (advertising)」の頭文字をとったもので、日本では「購買時点(の広告)」と訳されます。

つまり販促POPは、配布や折り込みによる広告とは異なり、店鋪の周辺や店頭、商品の側に設置され、お客様の購買意欲を後押しする役割を持っています。これはぜひ買ってほしいという一押しの商品やおすすめメニューなどをPOPで目立たせることで、直接的に購買を訴求することができるツールです。

店頭や店内など、目立つデザインのPOPや目をひくキャッチコピーが書かれたPOPは印象に残ります。印象に残るPOPはお客様の心をつかみ、惹きつけることで販売促進の効果が期待できます。

内容や場所によって効果が異なるPOP

POPといっても、大判のポスタータイプのもの、卓上に置かれるPOP、商品棚に設置できる販促POPなど、大きさや形状などその種類はさまざまです。屋外の看板やネオンサインなども広い意味でのPOPと言えます。

例えばデパートやショッピングモールを思い浮かべてみると、屋外に掲げられたバナー広告から、店内の各店舗前に貼られたポスター、スタッフによる手書きPOPなど、実に多様なPOPが並んだ光景が想像できるでしょう。

では、どのような内容でどのような場所にどのようなPOPを掲示するとよいのでしょうか。

POPに最適なサイズ・掲示場所

【店頭POP】

店頭のPOP

店頭で掲示するPOPは、お店や商品の魅力を伝え来店・入店の意思決定をさせる、まさに購入への第一歩を促すツールといえます。ポスターやタペストリー、のぼりなど、なるべく目に留まりやすい大きなサイズで作成します。

店頭POPは、店鋪の特徴やおすすめ商品や新商品についてアピールするケースが多いでしょう。キャンペーン情報を掲示するなど、新規顧客の獲得に貢献する販促ツールともなります。

また、デパートやショッピングモールなど多くの店舗が集まる場所では、可能な限り、店頭POPは、自らのショップの入り口の近くに置くようにします。POPが店舗から離れていると、「いったいどこに店があるんだろう?」とお客様を迷わせたり、店舗に行くことをやめてしまうことがあるかもしれません。「セール会場はこちら」等、POPで店舗への道順を示すといった目的がある場合は、その限りではありません。

【店内POP】

レジ横のPOP

店内POPは、掲示場所に応じた大きさで作ります。小さすぎてPOPの販促効果が下がったり、大き過ぎて通行の妨げになったり、商品が陳列できなくなるなどの事態は避けたいですね。

店内POPに掲載する内容は、オススメ商品のPRやお買い得情報、商品についての豆知識などお客様が知りたい情報を記載するとよいでしょう。

例えばスーパーや飲食店では地元で採れた野菜を取り扱っているというPR。美容院では使うシャンプーや水にこだわっている、というような、特徴や強みをPOPに記載します。衣料品や雑貨などの販売店なら、「ラッピングサービス承ります」などといった付加サービスの情報もポップ販促には有効です。

小さなPOPは、テーブルの上やレジ横のスペースなどで利用されることが多く、特に卓上POPは小さなPOPの代表例として挙げられます。卓上POPは食事や作業の邪魔にならず、かつ、伝えたい情報を載せられる大きさになるよう、周辺の環境を考慮して最適なサイズを検討することが大切です。

POPによる販売促進方法

実際に店頭や店内で有効に活用されるPOPはどんなものが多いのか、飲食店を例に挙げて見ていきます。

飲食店の店頭での販促POP

店頭POPは来店・入店を促す重要な役割を持っています。そんな店頭での販促POPには、季節のおすすめ商品や新商品など、お客様に最も知ってもらいたい商品についての情報を記載することがおすすめです。

メニュー紹介のPOPまたお店の雰囲気づくりにも重要な役割を持っていますので、ターゲットに合わせたデザインにすることで、販促効果もアップします。例えばカジュアルなカフェなど、ターゲットが若い女性なら、ポップでかわいらしい印象のPOPにすることで入店を促しやすくなるでしょう。

飲食店でのメニュー紹介POP

飲食店の店内で、おすすめメニューを店内の至るところに貼っているのを見たことはありませんか。

店内におすすめ商品や季節限定商品といったメニューを載せたPOPを貼り出しておくことで、来店した顧客の目に留まりやすくなり、この商品を注文してみようかな、という気持ちが引き出されていくわけです。

メニュー紹介のPOP

また、デザートメニューやドリンクメニューを卓上POPに掲示したり、持ち帰り可能な商品をPOPに記載しているお店もありますね。これもお客様に追加で注文しようと考えてもらうための販売促進方法の一つです。

お店によっては、オーダーしてから、実際に料理が届くまで時間がかかることがあります。POPは、そうした空き時間にも見てもらいやすくなります。

例えば柱や壁などに、「これに注目してほしい」「こんなものがあるよ」「こんなことができるよ」といった情報をPOPで掲示しておきます。あるいは、マスコットや小物を使って卓上に掲示するのもひとつの方法です。POPを通じて見た商品を追加注文したり、あるいはメルマガに登録してもらったりという行動につながっていきます。

まとめ

販売促進に効果が期待できるPOP。目的やターゲットを明確にすることで、より大きな効果を得られます。

POPのデザインや大きさは、時期や場所などでいろいろ内容を変えてみるのもよいでしょう。特に掲示場所は定期的にPOPを移動させながら、最も効果的な配置場所を探してみるのもひとつの方法です。

販促ツールとしての役割を最大限に発揮できるよう、工夫してみてください。

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