パソコンのモニターは光の三原色「R（赤）G（緑）B（青）」の色を組み合わせて、色を再現しています。色を混ぜるほど明るくなる特徴があります。
一方、印刷は色の三原色「C（シアン）M（マゼンタ）Y（イエロー）」とK（ブラック）の色を組み合わせて、色を再現しています。色を混ぜると暗くなる特徴があります。

再現方法がこのように違うため、表現できる色域が大きく異なります。
そのためモニターで見ていた時の色と、実際の印刷物の色が違う…ということが起きてしまうわけです。

その色の差を少なくする手立ての一つは、デザインソフトのカラーモードをCMYKにしてデータを作ることです。
カラーモードをCMYKにすることで、モニターとの色のズレを少なくすることができます。

用紙

弊社のオリジナルカラーチャートはB6サイズ、本文がコート紙90kgと上質紙70kgで構成されております。同じCMYKの数値でも「紙の種類」が違うと、色の見え方が少し変わることもあります。

表紙はサテン金藤180kgです。無線綴じ製本冊子（本文64ページ）のサンプルとしてもご覧いただけます。

画像解像度

WAVEのフルカラーは300～350dpiを推奨していますが、サンプルでは350dpi、150dpi、72dpiで印刷した場合の資料が載っています。
72dpiはWEBサイトに掲載する際に最適な解像度ですが、印刷だとこんなに粗くなってしまうんですね…！

ちなみにフォントサイズも載っています🔍
4、5、6、8、10ptのサイズが印刷されており、より一層仕上がりイメージがつきやすくなるかと思います。

ライン

ヘアラインと線幅別の印刷例が載っています。印刷に反映されない線の細さなどもわかりやすいので、印刷した後にイメージと違った…！という悲しい出来事を避けられるかもしれません…！

リッチブラック

リッチブラックや留意点、見当ずれについて印刷例とともに説明しております。CMYKの濃度による黒の見え方や、見当ズレが発生したときの違いなどお写真でわかりやすいようにしております✨

弊社のサンプルセットはオリジナルカラーチャートのほか、取り扱い用紙のサンプル、商品サンプルなどをドドーンとまとめてお届けします。カラーチャートとあわせて用紙サンプルで紙の色や質感をご確認いただくとさらに仕上がりがイメージしやすくなりますね！

基本の商品サンプルの他にも、クリアファイルやステッカー、しおりセットなどご希望の商品がある場合には、追加希望商品サンプル欄にご入力くださいね。

今回は印刷物の仕上がりをイメージする際の心強い味方、カラーチャートを紹介してみました！
眺めているだけでもどんな色にしようか心踊りますよね。
色だけでなく解像度やフォントサイズが載っていて実用的ではないでしょうか！
データを作成される際にぜひご参考にしてみてください♪ฅ(ↀᴥↀ)ฅ