Illustrator

2026.04.30  

【Illustrator】ブレンドツールの基本と活用術!立体文字やウェーブ背景の作り方(イラレの小技)

【Illustrator】ブレンドツールの基本と活用術!立体文字やウェーブ背景の作り方(イラレの小技)

Illustrator(イラレ)の「ブレンドツール」を使いこなせていますか?
2つの形や色の間を自動で補完してくれるこのツールを使えば、初心者の方でも簡単に「立体的な文字」や「おしゃれな曲線」を作ることができます。

今回は、デザインの現場でよく使われる3つの実用的なテクニックをステップ解説します。チラシやパンフレットのタイトル、Webバナーの背景などにぜひ活用してください!

1. 基本:ブレンドツールの設定方法

ブレンドツールを使う前に、最も重要な「ブレンドオプション」の設定を覚えましょう。

設定手順

ツールパネルの [ブレンドツール] ブレンドツールをダブルクリックするか、上部メニューの [オブジェクト → ブレンド → ブレンドオプション] から設定できます。

設定項目には「間隔」と「方向」があり、特に「間隔」の設定によって、見た目が大きく変わります。

ブレンドオプションの「間隔」の設定項目
設定項目 特徴・使い分け
スムーズカラー 2つの色の間を、色の段差が目立たないように自動で滑らかにつなぎます。グラデーションのような効果を出したい時に最適です。
ステップ数 中間に作成するオブジェクトの「個数」を指定します。等間隔に図形を並べたい時に使います。
距離 オブジェクトが配置される「間隔(mmなど)」を指定します。ドット線やストライプなど、正確な距離で図形を並べたい時に便利です。

設定項目の「方向」については、基本は「垂直方向」でOKですが、パスの向きに合わせたい場合は「パスに沿う」を選びます。

2. 活用①:タイトルを「立体文字」にする

文字が奥に伸びていくような、インパクトのある立体表現が作れます。

手順

  1. 好きな文字を入力し、同じ文字の「大きいサイズ」と「小さいサイズ」を用意します。(色はフチだけの「袋文字」がおすすめ!)
  2. 小さい方の文字を、立体的に伸ばしたい方向へ配置します。
  3. ブレンドオプションパネルで、以下のように設定します。
    • [間隔] ステップ数 300
    • [方向] 垂直方向
  4. ブレンドツールブレンドツールで「大きい文字」→「小さい文字」の順にクリックすれば完成!
    (大きい文字、小さい文字の両方を選択した状態で、[オブジェクト → ブレンド → 作成]でもOK)

初級者向けのアドバイス

「立体文字を作りたいけれど、なんだかカクカクして見える…」という時は、「ステップ数」の数字を大きく(例:300〜500)設定してみてください。中間に入る図形が増えることで、表面が滑らかに仕上がります!

Illustratorのブレンドツールで立体文字

3. 活用②:背景に「ラインウェーブ」を作る

繊細でモダンな、流れるようなライン背景を作ります。

手順

  1. ペンツールなどで、異なる形の曲線を2本描きます。
  2. ブレンドオプションパネルで、以下のように設定します。
    • [間隔] ステップ数 10
    • [方向] 垂直方向
  3. ブレンドツールブレンドツールを選択し、2本の曲線をクリックします。

Illustratorのブレンドツールでラインウェーブ

4. 活用③:ロゴを「グラデーションのチューブ文字」にする

色の異なる円を繋げて、ぷっくりとした立体的なグラデーション文字(チューブ文字)を作ります。

手順

  1. 色の異なる円形を2つ描いておきます
  2. ブレンドオプションパネルで、以下のように設定します。
    • [間隔] ステップ数 300
    • [方向] 垂直方向
  3. ブレンドツールブレンドツールを選択し、2つの円形をクリックします。
  4. タイトルや文字などを線で描いておきます
  5. 1、2、3で作成したグラデーションと、4で作成した線を選択し、[オブジェクト → ブレンド → ブレンド軸を置き換え] をクリックします。

Illustratorのブレンドツールでチューブ文字"/

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この記事は2025年8月21日に公開した記事をリライトしています。