チラシ、パンフレット、イベントの配布物。 印刷物が「今すぐ必要」になる場面は、案外ふいにやってくるものです。
そんなとき、あわてて印刷を頼む前に、試し刷りで仕上がりイメージを確認できる仕組みがあることを、どれくらいの人が知っているのでしょうか。そして、急ぎの印刷にあたって、人はどんな不安を抱え、どんなサポートを求めているのでしょうか。
そこで今回は株式会社NEXER Groupと共同で、全国の男女500名を対象に「急ぎの印刷と仕上がり確認」についてのアンケートをおこないました。
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「急ぎの印刷と仕上がり確認に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年6月24日 ~ 6月30日 調査対象者:全国の男女 有効回答:500サンプル 質問内容: 質問1:「印刷物が急ぎで必要になった」経験はありますか? 質問2:それはどのような場面でしたか?(複数回答可) 質問3:冊子やパンフレットを作る際、仕上がりイメージを事前に確認できる「簡易校正」や「本機校正」のような仕組みがあることを知っていましたか? 質問4:そのような仕組みがあれば利用したいと思いますか? 質問5:その理由を教えてください。 質問6:急ぎで印刷物が必要なとき、どのようなことに困った・不安を感じましたか?(複数回答可) 質問7:印刷を依頼するうえで「これがあると助かる」と思うサポートは何ですか? 質問8:その理由を教えてください。 ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 |
目次
質問1:「印刷物が急ぎで必要になった」経験はありますか?
まず、印刷物が急ぎで必要になった経験があるかを聞いてみました。

その結果、「ある」が10.0%、「ない」が90.0%でした。
多くの人にとって、急ぎの印刷はそう頻繁に起こることではないようです。とはいえ、10人に1人は「急に必要になった」経験を持っている計算になります。ふだんは縁がなくても、いざその場面がやってくれば、誰にとっても他人事ではありません。
では、それはどのような場面だったのでしょうか。
質問2では、経験がある方に、その状況を聞いてみました。

最も多かったのは「仕事・営業活動」で、40.0%でした。
次いで「イベント・展示会」が36.0%、「町内会・自治会活動」が16.0%、「冠婚葬祭」が12.0%と続きました。
急ぎの印刷は、やはり仕事やイベントの場面で発生しやすいようです。
加えて、町内会・自治会活動や冠婚葬祭といった、地域の集まりや暮らしの節目でも必要になるケースが見られました。
「急ぎの印刷」と聞くとビジネスの場面を思い浮かべがちですが、日常のさまざまなシーンで起こりうることがわかります。
質問3:仕上がりイメージを事前に確認できる「簡易校正」や「本機校正」のような仕組みがあることを知っていましたか?
続いて、冊子やパンフレットを作る際、仕上がりイメージを事前に確認できる「簡易校正」や「本機校正」のような仕組みがあることを知っていたかを聞いてみました。
簡易校正とは、試し刷りでデザインや文字の確認をする工程のことです。本機校正とは、本番と同じ紙・同じ印刷機で刷ったサンプルを事前に確認してから、本印刷に進む仕組みを指します。

その結果、「簡易校正を知っていた」が4.6%、「本機校正を知っていた」が4.2%、「どちらも知っていた」が10.2%でした。
一方で、「どちらも知らなかった」は81.0%となり、8割以上がこうした仕組みを知らなかったことがわかります。
冊子やパンフレットは、刷り上がってから誤字や色味の違いに気づいても、すぐに直せるとは限りません。だからこそ、仕上がりイメージを事前に確認してから進められる選択肢は心強いものですが、その存在はまだ広くは知られていないようです。
質問4:そのような仕組みがあれば利用したいと思いますか?
続いて、仕上がりイメージを事前に確認できる仕組みがあれば利用したいと思うかを聞いてみました。

その結果、「ぜひ利用したい」が5.0%、「機会があれば利用したい」が25.0%となり、合わせて30.0%が前向きな意向を示しました。
一方で、「あまり利用したいと思わない」は16.2%、「利用したいと思わない」は53.8%でした。
現時点では、事前確認の仕組みを積極的に使いたいという人は、まだ少数派のようです。ただ、前の質問で「仕組みそのものを知らない」という人が8割を超えていたことを踏まえると、その必要性や使いどころが十分に伝わっていないだけ、という可能性も考えられます。
質問5では、利用したいと回答した方に、その理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
- 仕上がりを事前に知りたいから。(20代・男性)
- 間違いが起きずに済むから。(20代・女性)
- 刷る前に間違いがないか確認してもらった方が無駄がないから。(30代・女性)
- 実際に納品されてから失敗に気付いても遅いから(40代・男性)
- 仕上がりが事前にわかれば完成品の満足感や納得感が上がるから。(50代・女性)
仕上がりイメージを事前に確認できることで、誤りや仕上がりのズレを防ぎたいという声が見られました。また、納品後に失敗に気づいても遅いという不安や、完成品への納得感を高めたいという意見も挙がっています。
すべての印刷物で必要とされるわけではないものの、失敗できない冊子やパンフレットでは、事前確認の仕組みが安心材料になりそうです。
質問6:急ぎで印刷物が必要なとき、どのようなことに困った・不安を感じましたか?(複数回答可)
続いて、急ぎで印刷物が必要になった経験がある方に、どのようなことに困った・不安を感じたかを聞いてみました。

最も多かったのは「納期に間に合うか不安だった」で、42.0%でした。
次いで「印刷品質が不安だった」が22.0%、「データ作成方法が分からなかった」「料金が分かりにくかった」がそれぞれ14.0%と続きました。
一方で、「特に困らなかった」は22.0%でした。
急ぎの印刷では、やはり「間に合うかどうか」という納期への不安が最も大きいようです。
さらに、印刷品質やデータ作成方法に不安を感じた人も少なくありませんでした。
急いでいるからこそ、仕上がりの確認や入稿データの準備に十分な時間をかけられず、それが不安につながりやすい様子がうかがえます。
質問7:印刷を依頼するうえで「これがあると助かる」と思うサポートは何ですか?
最後に、印刷を依頼するうえで「これがあると助かる」と思うサポートを聞いてみました。

最も多かったのは「事前の仕上がり確認(校正)」で、22.6%でした。
次いで「送料無料」が16.8%、「仕上がり保証」が14.2%と続きました。
「簡易校正」や「本機校正」という名前は知らなくても、「刷る前に確かめたい」というニーズは一定数あるようです。実際、「事前の仕上がり確認」と「仕上がり保証」を合わせると36.8%にのぼり、仕上がりへの不安を減らすサポートを求める声は決して小さくありません。
質問8では、それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「事前の仕上がり確認(校正)」と回答した方
- 校正は必須。ここを飛ばすと誤字脱字だらけの印刷物になります。(30代・男性)
- イメージがわからないとOKは出せない(30代・女性)
- 実物を確認してからの納品だと安心できるから(40代・男性)
「仕上がり保証」と回答した方
- 印刷会社側のミスは追加料金なく修正してほしいから(20代・女性)
- 途中で変更されたら困る(30代・女性)
- 仕上がりに責任をもっていただけるから(40代・男性)
「即日・短納期対応」と回答した方
- すぐに必要になることが多いから(20代・女性)
- 急に必要なことがあるから(30代・男性)
- だいたいいつもギリギリなので(40代・女性)
事前の仕上がり確認を求める理由として、誤字脱字の防止や完成イメージの確認、実物を見てから進められる安心感が挙げられました。
また、仕上がり保証には、万が一のミスや変更への不安を減らしたいという意識が見られます。急ぎの印刷では短納期対応も重要ですが、ただ早く届くだけでなく、仕上がりに納得して依頼できることも大切なポイントになっているようです。
まとめ
今回の調査では、仕上がりイメージを事前に確認できる仕組みを知らない人が8割を超えることがわかりました。一方で、「あると助かるサポート」としては、「事前の仕上がり確認(校正)」が最も多く選ばれています。
簡易校正や本機校正といった仕組みの名前は知られていなくても、「刷る前に確かめたい」というニーズは一定数あるようです。
急ぎの印刷では、納期に間に合うかどうかが気になり、仕上がりの確認まで手が回らないこともあります。だからこそ、仕上がりイメージを事前に確認できる仕組みを知っておくことが、いざというときの不安を減らす手助けになるでしょう。
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<記事等でのご利用にあたって>
- 引用元が「株式会社NEXER GroupとWAVEによる調査」である旨の記載
- 本記事(https://www.wave-inc.co.jp/weblog/?p=33482)へのリンク設置











