WAVEのとりくみ

2014.12.25  

【印刷現場超速報】印刷課レポート!印刷のプロオペレーターが仕上げる高精細印刷

【印刷現場超速報】印刷課レポート!印刷のプロオペレーターが仕上げる高精細印刷

担当スタッフ印刷のウエーブをご利用いただきありがとうございます。ブログメンバー李です。
今日はクリスマスですね。サンタクロースさんからプレゼントをいただけるかなあと思ったのですが、まったくもらえませんでした(*´Д`)=3

タイトル画像

印刷課に行ってきました!

印刷機の写真今回訪れたのは「印刷課」。その名の通り、印刷作業が行われている現場です!
大きな印刷機が「カチン!カチン!」とリズムよく、音を立てながら絶えずに回っている姿は頼もしいです。

365日、高品質へのこだわり

刷り終わった印刷物を見るとその繊細で美しい仕上がりに見とれてしまいます。印刷を行う空間の温度や湿度は、色味の変化や紙の伸び縮みなどの印刷品質に関わります。

印刷オペレーターたちは、濃度調節といった機械操作はもちろん、季節の変化に合わせ、室温や湿度を調節し、最適な印刷環境づくりやメンテナンスを行っています。そのため、雪のふるような寒い日も、ウエーブのオフセット印刷は、高精細に仕上がります。

高精細印刷についてはこちら 

高精細オフセット印刷

メンテナンス

適切な温度と湿度

今の時期の印刷現場は暖かいです。その理由は印刷現場は温度と湿度が一定に管理されているからです。

温度はインキと関係があります。インキの粘度は温度に応じて変化し、25度前後が最も適切だとされています。 温度管理が不適切だと、同じ印刷データでも夏と冬で色味が異なる結果になってしまうそうです。

また、湿度は用紙に影響し、50%~60%が最も適切だとされています。
湿度が高い場合は紙が湿って乾燥が遅れ、逆に湿度が低い場合は、静電気が発生してしまいます。
そのため下の図のように水の噴射、ラッピングなどで一定の環境を保つように工夫しています。

現場メンテナンス

キャリブレーション

トーンジャンプの例 メンテナンスでもう一つ「キャリブレーション作業」という重要な作業があります。

ダブリ網点や文字が二重になり太く見えてしまうことカブリ本来印刷されないところにも、インクが乗り、汚れてみえることトーンジャンプグラデーション等が滑らかに階調再現できず色の境界ができてしまうような状態など印刷に望ましくない現象を解決するために、ニップの調整やブランケットをメンテナンスします。知識と経験の必要な少し難しい作業だそうです。
※トーンジャンプが発生すると、図のように滑らかな階調の表現ができないんだとか。

印刷機の調子を見ながら、定期的にキャリブレーションすることで、常に最高の仕上げを目指すことができます。

いかがでしたでしょうか。
印刷課の現場では、印刷機が大きな音を立てて稼働しているため、大きな声でコミュニケーションをとるスタッフの姿が見受けられました。

また、立ち入り規制箇所はトラテープ黄色と黒が交互にある柄のテープで目立たせるなど安全に作業できるように配慮されています。なにより人の安全が第一だからです。(余談ですが…「トラテープ」が、トラの柄から名づけられたことをはじめて知り、面白かったです。)

弊社は2014年12月29日からお休みに入り、来年の2015年1月5日から営業を始めます。
来年も幸多き一年になりますよう、お祈りいたします。
2015年も印刷通販ウエーブをよろしくお願いいたします(b・ω・)b