Photoshop

2012.05.30  

Photoshopの描画モード -「ディザ合成(でぃざごうせい)」

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Photoshopの描画モード -「ディザ合成(でぃざごうせい)」

今回は、Photoshopの描画モード「ディザ合成」についてご紹介します。
(´・ω・`)?あれ?そんな描画モードあったっけ?
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。普段はあまり使わない機能なのですが、実は面白い効果を得ることができます。

ディザ合成とは

ところで、この「ディザ」という言葉ですが、これについてまず解説しておきます。
ディザとは、限られた色数でより多くの色を表現する技術のことです。
下図のように、黄色から青になるグラデーションをディザ処理すると、中間は緑色に見えるのですが、拡大すると黄色と青の2色だけで表現されています。

黄色と青の2色で表現したグラデーション

このように、ピクセルの色配置によって、階調や濃淡を表現しているのです。
ディザ処理をすると減色され、ピクセルの境界がはっきりするため、拡大するとギザギザとした印象になります。

描画モードが「ディザ合成」の場合

ディザ合成モードは、レイヤーの不透明度を変えることで効果的な表現ができるようになります。

ディザ合成 [不透明度:100%]ディザ合成 [不透明度:100%]

不透明度が100%のままだと、緑色の文字がくっきりと描画され、境界がギザギザとした印象であること以外には、特別な変化は見られません。

ディザ合成 [不透明度:50%]ディザ合成 [不透明度:50%]

不透明度を50%に設定してみると、点描画のような表現になりました。描画されているピクセルが減り、その部分は元レイヤーの色が完全に見えていることがわかります。

つまり、レイヤーの不透明度を変えたときに

ぞうのイラストが透けています

  1. 通常モードの場合:描画色に元レイヤーの色が影響される
  2. ディザ合成モードの場合:描画色の不透明度に応じてピクセルが欠ける

ということが言えます。
拙い説明ですが、何となく分かっていただけましたでしょうか?(*・ω・)

ディザ合成モードの活用例

ディザ合成は、スプレーや砂などのようなテクスチャの表現や、粗い粒子感を表現したいときに向いています。この場合も、不透明度をうまく利用しながら調整します。

↓スプレーブラシのような効果

スプレーブラシのような効果

通常のブラシで描いた線も、レイヤーをディザ合成モードにして不透明度を設定すると、スプレーのような表現になります。

↓星くずや、砂絵のような効果

星くずや、砂絵のような効果

色で塗りつぶしたオブジェクトの場合、砂絵のような表現になります。色の掛け合わせや不透明度を調節することで、面白い表現が可能です。

↓粗くハードな表現に

粗くハードな表現に

ライブのフライヤーなどに利用できそうな効果です。ディザ合成モードの赤と黒の文字を、不透明度を調節しながら重ねて表現しています。

↓水しぶきのような表現に

水しぶきのような表現に

写真と組み合わせて活用できます。波を白いブラシでなぞり、ディザ合成モードを設定しています。不透明度を変えて、密度を調節することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか??
ここぞ!というときに活用できそうな、隠れた便利な機能です。用途に合わせて使ってみて下さい^^

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