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2026.11.04  

カレンダーに書かれている干支とは?種類や見方、2027年の日干支一覧を紹介

カレンダーに書かれている干支とは?種類や見方、2027年の日干支一覧を紹介

毎年、年末が近づくと「干支」という言葉を目にする機会が増えます。カレンダーの表紙などに描かれている干支の意味や由来を、正しく説明できる方は少ないかもしれません。十二支や十干、年・月・日それぞれの干支の仕組みには、意外と知られていないポイントがあります。

この記事では、干支の基礎知識と、年・月・日それぞれに割り当てられた干支の仕組みをわかりやすく解説します。あわせて、2027年の年干支・月干支・日干支の一覧も紹介します。

カレンダーに書かれている干支とは

干支というと、多くの人が十二支の動物を思い浮かべるかもしれません。しかし、正確には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を組み合わせたものが干支です。十干と十二支を組み合わせた「十干十二支」は、古代中国で生まれ、年や月、日、時刻、方角などを示すために使われてきました。

カレンダーに記載されている干支は、日付を確認するだけではなく、暦や日本の伝統文化に触れるきっかけにもなります。干支が添えられていることで、その年の十二支を意識したり、干支にまつわる意味や風習を知ったりすることもできるでしょう。

ここでは、十二支と十干、それぞれの意味や特徴について見ていきます。

十二支とは

十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」という12の文字で構成されています。年や月の順序を示す記号として使われ始めたのが起源とされ、時代が下るにつれて動物のイメージが重ねられ、広く親しまれる存在になったと考えられています。

十二支

それぞれの動物には、次のような意味合いが込められているといわれています。

  • 子(ねずみ):多産であることから、子孫繁栄の象徴とされる
  • 丑(うし):粘り強くまじめな働きぶりから、誠実さの象徴とされる
  • 寅(とら):勇猛な姿から、決断力や才知の象徴とされる
  • 卯(うさぎ):温和な性格から安全の象徴、跳ねる姿から飛躍の象徴とされる
  • 辰(たつ):力と権威の存在として、信用や活力を表す
  • 巳(へび):脱皮を繰り返すことにちなみ、再生や生命力の象徴とされる
  • 午(うま):人と暮らしをともにしてきた歴史から、健康や豊作の象徴とされる
  • 未(ひつじ):群れで穏やかに過ごす様子から、家族円満の象徴とされる
  • 申(さる):知恵の回る動物として、賢さや縁起のよさの象徴とされる
  • 酉(とり):「取り込む」との語呂から、商売繁盛の象徴とされる
  • 戌(いぬ):忠実な性格にちなみ、信頼や勤勉さの象徴とされる
  • 亥(いのしし):一直線に進む姿から、勢いのよさや無病息災の象徴とされる

それぞれの意味を知っていると、カレンダーに描かれた十二支の動物にも親しみを持ちやすくなります。

十二支は動物のシンボルとしてだけでなく、方角や時刻の表現にも取り入れられてきました。たとえば、北を「子」、南を「午」とする考え方があり、この2文字が今も地図や暦の用語に残っています。南北方向の線を「子午線」と呼ぶのは、このためです。 時刻についても、午の刻はおよそ11時から13時にあたり、そのちょうど中間を指すことから「正午」という言葉が生まれました。

なぜ子から始まり亥で終わるのか、その順番には言い伝えが残っています。神様が動物たちに「元日の朝、早く到着した順に1年ずつ交代で代表を務めてもらう」と告げたところ、足が遅いことを自覚していた牛は、誰よりも早く家を出発しました。ところが、牛の背中にこっそり乗っていたねずみが、ゴール直前で飛び降りて一番乗りを果たし、牛は2番手に回ってしまったという言い伝えがあります。

十干とは

十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」という10の文字を指します。中国古来の陰陽五行の考え方にもとづき、それぞれの文字が「木・火・土・金・水」のいずれかの性質と対応づけられています。さらに各性質は、陽の側面である「兄」と陰の側面である「弟」に枝分かれし、合わせて10種類の呼び名が成立しました。

十干

  • 甲(木の兄/きのえ)・乙(木の弟/きのと)
  • 丙(火の兄/ひのえ)・丁(火の弟/ひのと)
  • 戊(土の兄/つちのえ)・己(土の弟/つちのと)
  • 庚(金の兄/かのえ)・辛(金の弟/かのと)
  • 壬(水の兄/みずのえ)・癸(水の弟/みずのと)

「干支」を「えと」と読むのは、「兄(え)」「弟(と)」という読み方が語源になっているためです。ふだん耳にする「上旬・中旬・下旬」という10日単位の区切りも、この十干の10文字をひとまとまりと見る発想が土台にあるとされています。

身近なところでは、契約書に登場する「甲」「乙」という当事者の呼び名も、この十干の並び順から取られたものです。優劣を決めがたい状況を指す「甲乙つけがたい」という言い回しも、同じ由来を持つ表現とされています。

十干と十二支を組み合わせると、干支の組み合わせは全部で60種類存在します。

干支は年・月・日ごとに決められている

干支は年を表すためだけのものではありません。月や日にも、それぞれ干支が割り当てられています。年・月・日ともに、60種類の組み合わせが周期的に繰り返されます。

この仕組みを知っておくと、暦や古い資料に記載された干支の意味も理解しやすくなります。年を表す年干支はカレンダーの表紙や扉ページに、日を表す日干支は日めくりカレンダーなど、詳細な情報を掲載する紙面に用いられる傾向があります。月を表す月干支は単独で大きく掲載されることは少ないものの、暦の仕組みを理解するうえで重要な要素です。

年干支

3つの干支のなかで、私たちにもっともなじみ深いのが年干支です。2027年を例にとると、十二支は「未(ひつじ)」、十干は「丁(ひのと)」にあたり、両方を合わせて「丁未(ひのとひつじ)」と表します。1年ごとに十干・十二支ともにひとつずつ進むため、2024年は「甲辰(きのえたつ)」、2025年は「乙巳(きのとみ)」、2026年は「丙午(ひのえうま)」というように、順に移り変わっていきます。

自分が生まれた年と同じ干支が巡ってくるのは、60年後です。この節目が「還暦」であり、長寿を祝う日本古来の行事として今も大切にされています。カレンダーの表紙にその年の年干支をあしらうと、見る人に縁起のよさがひと目で伝わります。

月干支

月にも干支が割り当てられています。十二支については、新暦の月の区分にあたる「暦月」を基準にすると、1月は寅、2月は卯というように、12月の丑まで順序が固定されています。

一方、十干は年の十干によって決まる仕組みです。そのため、同じ1月でも年が変われば月干支は変わり、月干支もまた60種類の組み合わせを周期的に繰り返します。

これとは別に、二十四節気の切り替わりで月の区切りを決める「節月」という考え方もあり、節月と暦月では、月の切り替わるタイミングが異なります。一例として、節月の正月は新暦の2月上旬あたりから始まります。

暦月と節月のどちらを基準として資料が作られているかは出典によって異なるため、両方の存在を知っておくと、情報を照らし合わせる際にも迷いません。

日干支

日干支は、60日を1サイクルとして、途切れることなく毎日巡っています。月や年が変わってもリセットされることはなく、暦のうえで連続して数えられているのが特徴です。

この仕組みは、現代の年中行事にも取り入れられています。たとえば、夏にうなぎを食べる習慣で知られる「土用の丑の日」は、十二支の「丑」にあたる日です。11月に各地の神社で開かれる「酉の市」も「酉」の日に行われる行事として知られています。このように、日付とともに記載された干支から、季節の行事や風習を知ることができます。

ノベルティカレンダーの仕様を決める際は、カレンダーの種類や形状に合わせて、掲載する干支の情報を選ぶことも大切です。たとえば、省スペースな卓上カレンダーなら、その年の干支をイラストとしてワンポイントであしらうことで、季節感のあるデザインに仕上げられます。

一方、紙面に余裕のある壁掛けカレンダーや日めくりカレンダーでは、六曜に加えて日干支を記載することで、より詳しい暦の情報を掲載できます。配布する相手や用途に合わせて情報量を調整するとよいでしょう。

60種類の日干支は「甲子(きのえね)」から始まり「癸亥(みずのとい)」まで巡ると1周します。日干支はこの60種類が順番に繰り返される仕組みで、暦では古くから日付を表す方法として使われてきました。

こちらの記事では、カレンダーの目的について解説しています。 ぜひあわせてご覧ください。

【2027年】日干支カレンダー

2027年の月ごとの十二支と、各月1日の日干支をまとめました。日干支は60日で1周するため、各月1日の干支を起点に数えると、任意の日の干支を確認できます。

月 月の十二支 1日の日干支
1月 寅 庚辰(かのえたつ)
2月 卯 辛亥(かのとい)
3月 辰 己卯(つちのとう)
4月 巳 庚戌(かのえいぬ)
5月 午 庚辰(かのえたつ)
6月 未 辛亥(かのとい)
7月 申 辛巳(かのとみ)
8月 酉 壬子(みずのえね)
9月 戌 癸未(みずのとひつじ)
10月 亥 癸丑(みずのとうし)
11月 子 甲申(きのえさる)
12月 丑 甲寅(きのえとら)

この表では、わかりやすく現在のカレンダー(1月、2月…)に合わせて月の十二支を記載しています。ただし、本来の干支は「立春」などの二十四節気を基準に月が替わるため、実際の月の十二支はぴったり1日から切り替わるとは限りません。

7月から8月にかけては、夏の風物詩として知られる「土用の丑の日」があります。また、11月には各地で「酉の市」が開催されます。日干支とあわせて、季節の行事も確認してみましょう。

まとめ

干支は「十干」と「十二支」という2つの要素から成り、年・月・日それぞれに固有の巡りを持つ仕組みです。2027年は「丁未(ひのとひつじ)」にあたり、干支について知ることで、カレンダーから季節の移ろいや縁起のよさをより身近に感じられるのではないでしょうか。

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WAVEブログ編集部 WEBチーム

この記事を書いた人:WAVEブログ編集部 WEBチーム

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