Photoshop

2017.04.28  

Photoshopでデータを作成する際にチェックしたい5つのポイント

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Photoshopでデータを作成する際にチェックしたい5つのポイント

担当スタッフこんにちは。編集長のワダです。4月も最終日、ゴールデンウィークも目前です。

DTP制作やWEB制作でも使えるPhotoshop。今回は、印刷用のデータを作成する際にチェックしていただきたい5つの基本ポイントをご紹介します。(※記事内の画像はAdobe Photoshop CC 2017のものです)

【1】まずは単位の設定

Photoshopにはmm、cm、pixcel、その他にもinch、pointなど使用シーンに合わせた様々な単位が用意されています。

印刷物制作の際には「mm(cm)」と「point(線や文字)」を用いるのが一般的です。

[環境設定]→[単位・定規…]を選択

メニューバーのPhotoshopより[環境設定]→[単位・定規]を選択します。

単位の設定

単位の項目をそれぞれ以下のように変更します。

  • 定規:mm
  • 文字:point

定規をmmに文字をpointに

注文サイズとデータのサイズが異なるとデータ不備となりますので、印刷物の作成の際はmm(cm)で設定してくださいね。

【2】アプリケーションカラー設定(カラープロファイル)

[編集]→[カラー設定]必須の設定ではありませんが、カラープロファイルを印刷用に設定しておくと、色の予期せぬ変化などが発生しにくくなります。

設定・確認は[編集]→[カラー設定]から。

弊社で推奨している設定は「プリプレス用-日本2」です。
「Japan Color」に沿ったオフセット印刷用のプロファイルである「Japan Color 2001 Coated」が組み込まれたプリセットとなります。

カラー設定は「プリプレス用-日本2」

カラープロファイルの設定については、データ作成ガイドでもご説明しております。
カラープロファイルの設定

【3】カラーモードはCMYK

新規ファイル作成の場合

新規ファイル作成新規ファイルの作成は、メニューの[ファイル]→[新規]から。操作に慣れたらショートカットキー(command[Ctrl]+N)で。

ここでカラーモードを[CMYKカラー]に設定します。その他に確認・設定していただきたい項目は以下のとおりです。

  • 幅/高さ(※Photoshopで印刷データを作成し入稿する場合は、希望の仕上がりサイズの上下左右に3mmずつ足した寸法で設定します。3mm分が塗り足しとなります)
  • 解像度:300~350(ピクセル/インチ)
  • カラーモード:CMYKカラー

カラーモードはCMYK

写真やイラストのカラーモードを変更する場合

新規作成ばかりではなく、写真やイラストをPhotoshopで開いて編集することもありますね。

写真やイラストをPhptoshopで開く場合は、メニューの[ファイル]→[開く](command[Ctrl]+O[オー])より該当のファイルを選択して開きます。

CMYKカラーへの変換デジカメ等で撮影した画像は、RGBカラーとなっているため、CMYKカラーへの変換が必要です。メニューの[イメージ]→[モード]より[CMYKカラー]で変換できます。

RGBカラーからCMYKカラーへ

【4】解像度は原寸サイズで「300~350dpi」

新規で作成される場合は、上記でもご紹介したとおり解像度の項目を「300~350」に設定します。

解像度の項目を「300~350」に設定

[イメージ]→ [画像解像度]お手持ちの写真やイラストを配置する場合や、編集する場合もまずは解像度の確認を。実寸で「300~350(ppi)」、ここがポイントです。
画像解像度は[イメージ]→ [画像解像度]から確認・変更できます。

実際に使用する寸法で「300~350(ppi)」

少し遠目から見る印刷物(ポスターや大判・等身大のパネルなど)は「150~200」程度に設定しても大きな問題は発生しません。以下の記事をご参考までにご紹介。

【やってみた】遠目で見るからポスターの解像度は150dpiで大丈夫とか言うけどほんとはどーなの??

【5】入稿データはレイヤーの統合(画像の統合)を行おう

Photoshopで作成したデータは、配置した画像やテキスト(文字)、シェイプなど複数のレイヤーで構成されています。データの入稿時はすべてのレイヤーを統合(画像化)してください。

統合のメリットは以下があげられます。データ作成の際と異なる環境でデータを開いた際の予期せぬトラブルを防ぐことができます。

  • フォントの置き換わりや文字化けを防ぐ
  • 非表示レイヤー、不要なレイヤーの削除
  • 容量の削減

統合のデメリット・注意点としては、全てのレイヤーがまとまり画像化されるため、編集(修正)ができなくなる点です。統合前に編集可能な元データは必ず別に保存しておくようにしてくださいね。

統合の方法は簡単。レイヤーパネルの右肩のメニューから[画像を統合]を選択すればOK。(メニューの[レイヤー]→[画像を統合]を選択しても同じ結果となります。)

[画像を統合]

統合後の入稿データ保存は「PhotoshopEPS」形式をおすすめしております。

【知っていると便利な設定】移動ツールを使いやすくする

最後に、データには関係ありませんが、Photoshopを使う際に設定しておくと便利な機能をご紹介。

移動ツールを「自動選択(レイヤー)」にしておく(★)

レイヤーパネルからわざわざ編集したいレイヤーを選択していませんか?初期設定のままだと、編集したいレイヤーに切り替えて編集しなければなりません。(Illustratorを使い慣れていた私はPhotoshopって不便だなぁ…と思っていました。)

しかし、移動ツールを自動選択にしておくと、カンバス上でテキストや画像をクリックするだけでレイヤー毎の選択ができるようになります。

[移動ツール]を選択しオプションバーにある「自動選択」にチェック。さらに「自動選択」の隣のプルダウンを「レイヤー」に設定すれば設定完了。

[移動ツール]の「自動選択」にチェックしレイヤーを選択

Illustratorの選択ツールと同じように操作できるようになり作業も捗ること間違いなし!

いかがでしたか?Photoshopのデータ作成については、通販サイトでも詳しい作成ガイドを公開しております。データ作成の際はぜひご活用ください。

Photoshop入稿 印刷データ作成方法/注意点

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