印刷用語集

2011.11.24  

欧文フォントの読み方

欧文フォントの読み方

普段何気なく使用している欧文(アルファベット)フォント。ウエーブのデザインの現場でも、欧文フォントをデザインに使用することはよくありますが、その際に、どうしても起こってしまう問題があります。

結構いい加減なフォントの読み方

みなさん、この欧文フォントの「読み方」は分かりますか?会社のロゴにもよく使われている、有名なフォントですよ。

Futura(フーツラ)

普段からフォントをよく見られてるデザイナーさんにとっても、大変難しい質問なのではないでしょうか?^^
というのも、欧文フォントのひとつ「Futura」は、日本においてのカタカナ表記では「フーツラ」「フツラー」「フツーラ」「フトゥーラ」などとさまざまで、「こう読む!」と定義されているものではないようなんです。

これによって、デザインの現場でフォントに関してのやり取りをするときに、

(ノ∀`)「ここのフォントはフーツラを使ってよね」
(°д°″)「…えぇっと、それってフトゥーラのことですかね?」

というような、発音の違いでトラブルが起きてしまうのです。だれも間違っていないのに、困りますね。。。

フォントの正しい読み方

「正しい読み方」とは?というのは大変難しい問題で、そのフォントをデザインした人がつけた名前とその読み方が「正しい」ということになるのです。それはさらに歴史的経緯や、時代の変化、日本に入ってきたときに日本独自の発音となって、どんどん変化していくと考えられます。

この問題は、仕様がないといってしまえばそれまでの話ですが、「仕事でフォントを使うことが多いんだから、はっきりした読み方を知っておきたい!」という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?^^

そこで、その他の欧文フォントに関するカタカナ表記の一例をご紹介します。 これを仕事のチームで統一しておけば、先ほどあったようなトラブルは少なくなるのではないでしょうか。

Arial(エーリアル)
Baskerville(バスカービル)
Century(センチュリー)
Courier(クーリエ)
Didot(ディドー)
Garamond(ギャラモン(ド))
Helvetica Neue(ヘルベチカ ノイエ)
Lucida(ルーシダ)
Minion(ミニオン)
Myriad(ミリアド)
Stencil(ステンシル)
Tekton(テクトン)
Times(タイムズ)
Verdana(ベルダナ)
Webdings(ウェブディングス)

※上記の読み方は一例です。正確なものとは異なる場合があるのでご了承ください。

まとめ

ほんの一部しか紹介できませんが、みなさんも、フォントをやり取りする際には参考にしてみてください。

ちなみに、ウエーブのカレンダー印刷のテンプレートは、冊子カレンダー、卓上カレンダー、壁掛けカレンダーのそれぞれに、見やすさを意識した最適な欧文フォントを使用しています。ぜひチェックしてみてくださいね!

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