WAVEのとりくみ

2012.11.13  

イベントレポート「びわ湖環境ビジネスメッセ」に行ってきました!

イベントレポート「びわ湖環境ビジネスメッセ」に行ってきました!

みなさんこんにちは!いつも印刷のウエーブをご利用いただきありがとうございます。ブログ編集長やまわきです。

先日10月24日から26日までの3日間、滋賀県長浜市の長浜ドームにて「びわ湖環境ビジネスメッセ2012」が開催され、私も参加させて頂きました!

♦ びわ湖環境ビジネスメッセとは

「びわ湖環境ビジネスメッセ」とは、全国から企業が集まり、環境配慮型の製品や省エネルギー技術・設備、環境保全活動の報告、エコ商品の提案をされる展示会です。

今年は、びわ湖環境ビジネスメッセも15周年を迎え、出展は計300社、3日間で35,500人とたくさんの来場者であったとのことです。

印刷のウエーブ本社・工場も、ここ滋賀県に所在しておりますが、滋賀県といえば「びわ湖!」という声をよくいただきます。

びわ湖は、私たちが大切に守っていくべき自然のひとつで、そのびわ湖を有する滋賀県は、環境産業なども盛んです。
環境負荷を低減する製品・技術・サービスを対象に、全国から大企業から中小企業までが集まり、さまざまな商談、取引の場となっていたようです。

私も、さまざまな企業様の展示を見学させていただきました。
とくに興味深かったのは、環境にやさしい用紙や素材についてご紹介されていた企業様のブースでした!木材以外の自然素材の用紙を使って、さまざまな商品を展開しておられました。

中でも気になったのが「葦(ヨシ)」を原料とした用紙を扱っておられる企業様でした。

♦ 「葦(ヨシ)」とは

西の湖の夕日「葦(ヨシ)」は、滋賀県民の私にとって馴染み深い植物なのですが、みなさんはご存知でしょうか?(関東では「アシ」と呼ばれているのでしょうか?)
全国各地の湖沼や河川の水辺に分布しており、滋賀県でも、びわ湖やその周辺の河川などに分布しています。水中に含まれるリンやチッソを吸収し、水質を浄化する作用のある植物です。

そんな環境にやさしい植物を使って用紙を製造するなんて、逆に環境を破壊していることになるのでは?!と思われがちですが、それは違います。安心してください^^

ヨシは、多年草の植物で、1年経つと枯れてしまいます。刈取りやヨシ焼きを行わなければ、枯れたヨシが放置され、ヨシの数はますます減少してしまうのです。
人が手入れをすることで、水環境が守られ、その刈り取ったヨシが有効利用された結果として、私たちがエコな製品を使うことができるという仕組みです。

ヨシを使って製造した用紙は、紙の表面にヨシの繊維がいい具合に残り、とても風合いのある、あたたかい雰囲気がありました。

弊社でのヨシ紙のお取り扱いは現在しておりませんが、こういった展示会で、環境にやさしい製品に多く触れる事で、大変勉強にもなりましたし、「では、私たちにできるこは?」と考えさせられました。
また、個人的には、びわ湖の環境を守る活動やヨシ刈りのボランティアへの興味も沸きました^^

♦ 印刷のウエーブの環境配慮型商品

弊社でも、環境対応用紙として「マシュマロCoC」をご用意しております。

クリオネマークゴールドプラス認証登録証そして弊社では、2012年8月、「クリオネマークゴールドプラス認証」を取得させていただきました。
クリオネマークとは、環境にやさしい生産活動に取り組む印刷業界のシンボル、「環境保護印刷マーク」の愛称です。
「刷版工程」と「印刷工程」の各工程で環境の保護を考慮していることを示します。

クリオネマークについては、会社概要「クリオネマークゴールドプラス認証取得」のページでご覧いただけます。

他にも、チャレンジ25キャンペーンへの参加など、弊社従業員一人ひとりが高い意識を持ち、地球温暖化の防止、環境への負荷の低減に取り組んでいます。

環境を守る事は、私たちの地球、命すべてを守ることですよね。

私たちは、企業として環境保全のために何かできることはないか考えています。これからも、印刷のウエーブを宜しくお願いいたします♪

↓びわ湖環境ビジネスメッセ公式サイト↓
びわ湖環境ビジネスメッセ2012