平成最後のクリスマスとなる今年は、プレゼントをもらう側から贈る側になったタカハシです。
さて、赤と緑に代表されるクリスマスの配色やモチーフに、それぞれ由来や意味があることはご存知でしょうか?
今回は、クリスマスシーズンに使える、配色/モチーフについてご紹介いたします(´∀`艸)
クリスマスのモチーフ・シンボル
クリスマスツリーに飾る、星や玉、ステッキなど。使われるモチーフには、それぞれ意味や由来があります。
クリスマスツリー
このクリスマスツリーによく使われるのはモミの木。モミの木は、常緑樹で冬でも葉が枯れない植物のため、「永遠の命」や「家族の健康」を願って使われています。
クリスマスツリーの星 トップスター
イギリスのクリスマスツリーの一番上には、トップスターではなくキリストの誕生を伝えた天使、クリスマスエンジェルが飾られるそうです。
オーナメントボール
オーナメントボールは知恵や知識の象徴としてツリーに飾られています。
靴下
サンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスが、貧しい子供の家に煙突から銀貨を投げたところ、偶然靴下に入ったという事が由来です。それから、プレゼントを待つ子どもは暖炉やベッドに靴下を飾るようになったとか。
タカハシ家には暖炉がないので、幼い頃はストーブの前に靴下を並べていたことがあります…(-ω-;)
クリスマス ステッキ(キャンディ・ケーン)
キリスト教では、羊飼いをキリスト、信者を羊に例えることがあります。そのため羊飼いの杖はキリストの象徴とされているそうです。
クリスマスカラー(配色)
クリスマスカラーとして定着している色もには、それぞれ由来や意味があります。よく使われている5色についてご紹介します。
赤色
サンタクロースの服が赤い理由は、サンタのモデルとなった聖ニコラスが着ていた際服が赤い色だったから、と言われています。
しかし、世界的に、現在のサンタクロースのイメージ(サンタクロース=赤い服・白いヒゲ)を定着させたのは、某飲料メーカーの広告とも言われますね。
緑色
常緑樹は緑を絶やさないことから、緑色は「永遠の命」の象徴として使われています。
白色
金色
銀色
クリスマスカラーは補色の関係
赤色と緑色の組み合わせが代表的なクリスマスカラー。
色彩学の観点からみると、この組み合わせは補色の関係(反対色)にあたる色になります。バランスの良い組み合わせで、互いの色を引き立て合う相乗効果があります。
ただし、明度差がなく、彩度が高い色を組み合わせると、ハレーションここでいうハレーションは、彩度の高い色同士を接して配置した際に、境目あたりがチカチカして不快感を感じる現象のこと。を起こしてしまいます。デザインに使用する際には、金色や銀色、白色などを間に配置して、目がチカチカしないデザインにする事が大切ですね。
デザインしてみよう
デザイン制作をする上で、各モチーフや色について、意味や由来などを知ることは大切です。知識を深めることで、デザインに効果的に取り入れることができますよね。アイデアを膨らませるのにも役立ちます。
平成最後のクリスマスに、オリジナルデザインの印刷物を作成してみてはいかがでしょうか。
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