ΔE基準の品質保証
人間の目で認識可能とされている1,600万以上の色を、各個人の感覚に左右されることなく明確に識別し管理するには何らかの管理基準が必要です。
弊社では“分光式色調管理装置”を使用しコントロールストリップの各色を3次元座標で示したLab表色系の数値に置き換える管理法を利用しています。
色空間中に位置づけられる2つの色の間の直線距離を色差といい ΔE(デルタ・イー)で表します。
一般的にΔE3以下であれば色の差を肉眼で区別する事が困難と言われておりますが弊社Hi-printではΔE1.5以下を目標として印刷致しております。
弊社が使用する“分光式色調管理装置”は、色調管理機能に加えて自動見当機能を備えています。1回の測定プロセスで色調と見当を測定し、印刷機にフィードバックする画期的な色調管理システムです。
ΔEの測定結果シートをお渡しします
ΔE1.5以下を目標※とした高品質と申し上げても肉眼で判断するのは大変困難です。
ウエーブでは客観的な判定基準となる保証として“分光式色調管理装置”より出力したΔE測定結果シートを2枚(一枚の印刷物に対しての測定値/全体の通し枚数の平均測定値)をお渡し致します。
※例外としてK(墨)無し、あるいはほとんど使用されていない場合のグレー、モスグリーン、こげ茶、濃紺など、オフセット印刷では安定させることが困難な色構成の場合は保証対象外とさせて頂いております。予めご了承くださいませ。

価格と納期について
納期について
本機校正をされる場合は校正刷りが2営業日以内出荷となります。
本刷りは基本的に3営業日以内出荷となりますが大部数や特殊な商品の場合ご相談させていただくことがございます。
価格について
Hi-printでは品質を最優先としており専用のラインで生産いたします。 その為、印刷料金は既存の商品とは異なりますので、まずはお見積もりください。
HiPrint最高品質印刷のお見積もり関連FAQ−よくあるご質問−>>FAQトップ
- Q. 家庭用プリンタとウエーブの印刷機は何が違うのですか?
A. 家庭用プリンタと商業用オフセット印刷とでは、紙やインキや印刷方式が異なります。
まず、ウエーブの高精細オフセット印刷は、家庭用プリンターに比べると、圧倒的に網点が細かく、表現力が高いのが特徴です。
また、同じデータを印刷しても色の再現が異なります。(色の確認にはJapanColor2011準拠のカラーチャートなどをご利用ください。)
用紙についても、商業印刷でよく見られるコート紙などは家庭用のプリンターでは印刷できない場合が多く、オフセット印刷に適した用紙となります。 - Q. 高精細オフセット印刷とは何ですか?
A. 一般的な商業印刷は、AMスクリーニング175線で印刷されています。
高精細オフセット印刷は、それよりもさらに微細な網点で印刷をすることで、一般的な商業印刷よりも高品質な印刷物に仕上がります。
具体的なメリットは以下の通りです。- 細部の表現力が向上(階調再現に優れている。細かい文字も見やすい)
- 鮮やかな発色(彩度の向上)
- ロゼッタパターンの解消
- モアレの現象
- Q. オフセット印刷とは何ですか?
A. オフセット印刷とは現在の印刷方式の主流として用いられる平版(へいはん)印刷のひとつです。
凸版でも凹版でもなく、 アルミ板の上で水と油(インキ)の反撥を利用し、インクがのる部分とのらない部分とを分ける方式で、実際に印刷イメージが作られている版と紙が直接触れないのが特徴です。版が直接紙に触れないことから胴の磨耗が少なく、非常に鮮明な印刷が可能であり、しかも短時間で大量印刷にも適しています。
商業印刷物や美術印刷の多くにはこの印刷方式を用いられて、現在世界中で供給される商業印刷機の多くをオフセット機が占めています。
>>詳しくは「オフセット印刷とは」をご覧ください
オフセット印刷商品の一覧を見る - Q. AMスクリーニングとは何ですか?
A. AMとは振幅変調を意味する「アンプリチユード・モジュレーション」の頭文字を取ったもので、網点の大きさを変化させて色の濃淡を表現するのが特徴です。
デジタルの網点生成では連続階調数、ドットの形状、スクリーン角度とスクリーン線数が重要な要素で、その中の連続階調を生成するスクリーニング技術で現在に至るまで最も一般的に使用されているのが、AMスクリーニングです。
>>詳しくは「高精細印刷」をご覧ください。 - Q. ハイブリッドスクリーニングとは何ですか?
A. ハイブリッドスクリーニングは、AM/FMの2つのスクリーニング技術の長所を組み合わせた画期的なスクリーニング技法です。ハイブリッド印刷とも呼ばれます。中間調にはAMスクリーニングを用い、ハイライト及びシャドウ部には、FMスクリーニングの技術を用います。そのため高い線数であっても優れた階調再現が行えます。
>>詳しくは「高精細印刷」をご覧ください。