商品・加工別の印刷データ作成方法/注意点
ビビッドカラー印刷 データ作成ガイド
Indesign入稿
ビビッドカラー印刷について
ビビッドカラー印刷は、sRGBに近い色域で、蛍光色やレッド、グリーン、ブルーなど従来、モニターには表示できても印刷ができなかった、鮮やかな色彩を再現可能です。
ドキュメントの作成
データ作成時の注意点は以下をご確認ください。
ドキュメントの保存
InDesignからPDFへ書き出し
- PDF書き出し
- [ファイル]→[書き出し]

- 書き出しダイアログ
- [名前]:任意
- [形式]:Adobe PDF(pdf)
- ※Windowsは「ファイルの種類」

新規PDF書き出しプリセットを設定します
「一般」項目
- 標準
- なし
- 互換性
- Acrobat7(PDF1.6)
- オプション
- web表示用に最適化:オフ

「圧縮」項目
- 圧縮
- カラー画像
- ダウンサンプリングなし
- グレースケール画像
- ダウンサンプリングなし
- モノクロ画像
- ダウンサンプリングしない
- 画像データをフレームにクロップ
- オン

「トンボと裁ち落とし」項目
- トンボ裁ち落とし
- [トンボとページ情報]:
内トンボ オン
外トンボ オン
センタートンボ オン - [種類]:丸付きセンタートンボ
- [太さ]:0.10 mm
- 裁ち落とし
- [天・地・ノド・小口]:3mm

「色分解」項目
- カラー
- [カラー変換]:出力先の設定に変換(カラー値を保持)
- [出力先]:作業中用RGB - Adobe RGB (1998)
「詳細」項目
- フォント
- [サブセットの全フォントに対する割合]:100%
- 透明の分割・統合
- [プリセット]:高解像度 (※)
(※)設定が選択できる場合に設定してください。

フォントの埋め込みについて
PDF作成においては、基本的に全てのフォントを埋め込まなければお客様の意図しない出力結果となりますのでご注意ください。埋め込まれていないフォントは違うフォントで置き換わってしまう為です。
また、フォントによってはライセンス上、埋め込む事が出来ないフォントがございます。(ダイナフォント、創英フォントなどです。)そのようなフォントをご利用になるときはアウトライン化を作成して頂くか、違うフォントをご利用頂く必要があります。ご注意ください。
データのプリフライト
「セキュリティ」項目
- 設定しないでください
以上で設定は終了です。[書き出し]ボタンでPDFを書き出してください。

PDF形式で書き出されます
書き出すと、右図のように、自動的にトリムマークのついたデータとなります。
書き出し完了後、入稿の前には書き出されたPDFデータをチェックをして、データに問題がないか再度ご確認ください。

弊社指定の書き出し設定をダウンロード・解凍してください
ダウンロードしていただいた設定ファイルをIllustratorで読み込むだけの簡単な設定です。
下記の設定ファイルを任意の場所にダウンロードしてください。
InDesign CS の場合
- ダウンロードファイル
- ファイル形式:ZIP形式
- ファイル名:wave_Id_CS_PDF_RGB.zip
- 書き出し設定のダウンロード
InDesign CS2~CC2017 の場合
- ダウンロードファイル
- ファイル形式:ZIP形式
- ファイル名:wave_Id_PDF_RGB.zip
- 書き出し設定のダウンロード
ダウンロードしたファイルをInDesignで読み込みます
- 書き出し設定の読み込み
- [ファイル]→[PDF書き出しプリセット]→[定義]
読み込みを選択し、ダウンロードした印刷設定ファイルを読み込みます。

InDesignからPDFへ書き出してください
- PDFの書き出し
- [ファイル]→[書き出し]
- プリセットの選択
- [PDF書き出しプリセット]:
wave_Id_PDF_RGB
(CSの場合:wave_Id_CS_PDF_RGB)
- 互換性の選択
- [互換性]:Acrobat 7 (PDF 1.6)

PDF形式で書き出されます
弊社指定の書き出し設定にて書き出されたInDesignPDFは、右図のようなトリムマークが自動的に設定されます。

ご入稿前に:書き出したPDFの最終確認をお願い致します
書き出したPDFデータを開いて頂き、ご希望のデータに仕上がっているか最終確認をお願い致します。
※PDFデータはAdobe systemsのAcrobat、またはAdobe Readerで内容を確認する事ができます。
(Adobe ReaderはAdobeのHPより無償でダウンロードできます)